「飲んでも飲まれるな!あれは嘘。飲んだらとことん飲まれろ!」
宴会で楽し気にそう語るのは、松元剛さん(50歳)。 休肝日もいらない元気な男性です。
松元さんは、23年前の感電事故で障害者になりました。左腕、 右手の人差し指、中指を失ったのです。
しかし、今は超ポジティブ。口グセは「 テンション次第で世の中が変わる!」「こういう姿なんで、 相手がどう接していいか、迷っちゃう」「 僕のテンション次第で、大きくいったら世の中が変わる感じ」。
だから、もうひとつのWBCと呼ばれる、 障害者野球の世界大会で、日の丸キャプテンを託されました。
松元さんは、この大会を通じて、自分の人生で証明したかったのです。 障害者でも人々の心を動かすプレーができるということを。そして、 たとえ指が3本になったとしても幸せをつかめると…。
そして、最後に明かされるハンドサインの意味とは――!?
名古屋を拠点に活躍するラッパーの呂布カルマさんが、ラップでのナレーションに初挑戦!
笑いあり、涙ありの感動スポーツドキュメンタリー『ゲンさんのハンドサイン』(東海ローカル)は、5月29日(水)24時25分より、東海テレビで放送されます。