北欧の伝統菓子「セムラ」の裏側に迫ります。
8月2日、土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る『ウラマヨ!』が放送されます。
MCは、ブラックマヨネーズ(小杉竜一さん、吉田敬さん)。ゲストに、飯尾和樹(ずん)さん、萌々(爛々)さん、出口結菜さんが登場。進行は、橋本和花子カンテレアナウンサーが務めます。
8月2日は「おやつの日」!次世代&定番お菓子が大集合
8月2日は、日本おやつ協会が語呂合わせから制定した「おやつの日」。今回は、次世代&定番お菓子が大集合する「おやつの日SP」を放送。


関西出身のスイーツアンバサダー・nanshi(ナンシ)さんは、年間1000種類以上のスイーツを食べ歩き、SNSでオススメスイーツを発信していて、8月2日「おやつの日」が誕生日という、おやつの申し子。
「万博では世界各国のお菓子が提供されているんですよ。今まで私もたくさん食べ歩いてきたんですけど、それでも知らない世界のお菓子がすごくたくさんあって、楽しくて毎週通ってます(笑)」と語ります。
そんなnanshiさんが、大阪・関西万博の会場で出会った、明日にもバズリそうだという1つ目のおやつが、オーストラリアで昔から食べられていて、オーストラリア館で販売されている伝統菓子・ラミントン。
「見た目は真っ黒の四角形なんですけど、中はふわふわのケーキにベリーのジャムが挟んであって、ふわふわシャリシャリの、今までにない食感と味わいがやみつきになります」とのこと。
2つ目は、チェコの伝統菓子・メドヴニーク。「メドが“はちみつ”の意味で、ふわふわの生地とはちみつ、練乳クリームが交互に重なったケーキになります。これは本当においしかったです。甘い香りがコーヒーとすごくよく合います」。
「国内では万博のチェコ館でしか食べられない」(nanshiさん)というメドヴニークがスタジオに登場すると、小杉さんは丸ごとかぶりつき「はちみつの甘さが、しつこくなくておいしい!」と激ハマりします。
そして、nanshiさんが今年一番流行りそう!と推しているのが、セムラというお菓子。「ノルウェーやスウェーデンなど北欧で親しまれているスイーツです。関西では、たぶんここだけじゃないかなというお店がひとつあります」との重要情報が。

それが、神戸にある「Oslo Coffee三宮店」で、実際に訪ねてみると、ショーケースの中にセムラが!見た目は、数年前にブームになったイタリアの伝統菓子・マリトッツォのようですが、同じパン生地でも、こちらは清涼感のある独特な香りのスパイス・カルダモンを練りこんでいるのが特徴。そこにアーモンドペーストと生クリームがたっぷりのっていて、後味はさわやかなんだそう。
こちらでは、北欧の伝統菓子としてオープン当時から販売。万博開幕以降の売れ行きを聞いてみると、「開幕2日目くらいから急激にお問い合わせが多くなって、売り切れることが多くなりました」とのことで、以前は1日3~4個出ればいいほうだったのが、今では土日になると完売してしまうほどの人気に。
試食した吉田さんは「ちょっと和の感じもありますね。コレ、なんで!?」と指摘。nanshiさんは「アーモンドが濃いんですよね!」とうなずき、ペースト状のアーモンドが生み出す深い味わいからそう感じられるのでは、と解説します。

番組では、取材歴20年以上のスイーツジャーナリスト・平岩理緒さんが注目している、最新スイーツを“3つのキーワード”から紹介。
さらに、ブラマヨの2人に加え、飯尾和樹さん、出口結菜さん、萌々さんが500円玉を握りしめてそれぞれの推しおやつをお店でガチ買い物。すると、選んだお菓子には大きなジェネレーションギャップが…。

さらに、今しのぎを削るお菓子メーカーのうち、関西で生まれた老舗、グミの大ヒットでウハウハの「UHA味覚糖」、ヒットメーカー「オリオン」に潜入し、商売上手な裏側やもうけの秘密ものぞき見します。


『ウラマヨ!』(関西ローカル)は、8月2日(土)13時より、カンテレで放送されます。