2025年ヒット予測でも4位になっている商品、味の素冷凍食品の「おべんとPON」シリーズ誕生の裏側に迫ります。

7月19日、土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る『ウラマヨ!』が放送されます。

MCは、ブラックマヨネーズ(小杉竜一さん、吉田敬さん)。ゲストに、高橋みなみさん、月亭八光さん、田村裕(麒麟)さんが登場。進行は、高橋真理恵カンテレアナウンサーが務めます。

業界に革命を起こした弁当用総菜の開発の裏側

今回は、「ここまで進化している!冷凍食品の裏側を大公開!」と題し、市場規模がコロナ禍以降右肩上がりで、2024年には過去最高の1兆3017億円(出典:日本冷凍食品協会)を記録した冷凍食品を特集。

左から)小杉竜一、吉田敬、高橋真理恵
左から)田村裕、月亭八光、高橋みなみ

これまで食べた冷凍食品はおよそ1万品、冷凍食品にまつわる書籍も出版する“冷凍王子”こと西川剛史さんが「革命的で、日経トレンディの2025年ヒット予測でも4位になっている商品です」と今注目しているのが、味の素冷凍食品の「おべんとPON」シリーズ(1袋5個入り)。

お弁当用の冷凍食品で、とんかつや唐揚げなど全部で5種類。その名の通り、弁当箱に凍ったままポンと入れるだけで、自然解凍で食べることができます。温める必要がないうえ、盛りつけにお箸(はし)もいらないスティック状のパッケージという、まさにお弁当作りの味方です。

そして、この商品が解消してくれるという、多くの家庭が抱える悩みが“冷凍庫パンパン問題”。『おべんとPON』はコンパクトな形状のため、パンパンになりがちな冷凍庫の中でかさばらず、隙間に収納できるのです。

それを実現したのが、消費者の声から生まれた新発想“トレイをなくすこと”。

開発には4年もの歳月を要しましたが、その突破口となったアイデアについて、味の素冷凍食品の秋葉司博さんは「開発メンバーの1人から『私、冷凍食品を買ったらすぐトレイを外してクルクル丸めて(冷凍庫に)しまっちゃうんだよね』という話がありまして、これをきっかけに『スティック型がいいんじゃないか?』『いけるんじゃないか!?』と盛り上がりました」と紹介。

こうして既存の製品をスティック状の包装に変更し、テスト販売へと進みましたが、コンパクトな形状にしたことによる新たな問題が…。これまでの業界のセオリーは「トレイに入れてパッケージを大きくし、売り場の棚で商品を目立たせる」ということ。家庭内の問題解決に特化した形にしたことで、他社の競合商品に埋もれやすくなってしまったのです。

「営業担当からは『生活者の方に気づいてもらえないんじゃないか』とか『本当に売れるのか』といった意見が出ました」と当時を振り返った秋葉さん。

そこで、新たな問題を解決しようとひらめいたのが「1種類だと棚では目立たないけど、5種類くらいに増やして、店頭でまとめて陳列していただければ『「おべんとPON」がココにあるぞ』となるのではないか」という、シリーズ展開作戦。

もともとは、3種類での販売を想定していましたが、5種類に増やすことで、売り場で目立たないという懸念点を見事にクリア。2024年の発売以降、「こんな商品を待っていた!」「冷凍庫パンパンなのに簡単に入って助かる」といった声が多く寄せられているということでした。

番組では、この「おべんとPON」に秘められた“ある社会問題を解決する可能性”についても迫るほか、冷凍王子・西川さんが「本当に各社さん、技術力もすごく上がっているので、お店で食べるような味が自宅で楽しめる、それぐらいのクオリティになってますね!」と驚く、ガチでおすすめの最新冷凍食品が続々登場します。

さらに、業界で三つどもえの戦いを繰り広げ、日々進化を遂げている冷凍炒飯(チャーハン)のおいしさの秘密や、現在勃発しているという「冷凍ラーメン戦争」の裏側にあった、有名店の味を再現する驚きの冷凍技術なども紹介。

『ウラマヨ!』(関西ローカル)は、7月19日(土)13時より、カンテレで放送されます。

最新放送回は、カンテレドーガTVerで無料配信中!

番組ページ:https://www.ktv.jp/uramayo/

公式X:https://twitter.com/ktv_uramayo