ウズメ(イモトアヤコ)の心にも、また新たな波紋が広がって…

っと、そんなことは置いといて(なんだったんだ!?)。

今回の第6話は、ウズメや興梠ら「便利屋救ちゃん」のメンバーが、孤独死した男性の葬儀に参列するという依頼を受けるところから始まります。

亡くなった男性の妹・瑞希(前田亜季)から聞かされるのは、不器用で、何事もうまくいカなかった兄の人生。

…うん、またしても、なかなかにヘビーな題材で、そのヘビーに今回絡んでくるのが、これまで今作にどういう形で関わってくるのか、いまひとつ謎だった(失礼)鳩山さん(相島一之)。

なんと、鳩山さんもまた、弟の浩介(岩永ひひお)を孤独死で亡くしていたという過去を持つのです。

って、もう、逆に、ヘビーが当たり前すぎて、麻痺してくるレベル。

いやだけど、今回の面白さは、そんなヘビーな背景を持つ鳩山さんの物語が、単なる過去の告白で終わらないところにあります。

孤独死した男性の葬儀に参列するウズメたち。そこで語られる、故人の不器用な人生。そして、鳩山さん自身が抱えてきた、弟を亡くした後悔――。

そんな二つの人生が重なり合うことで、今回の物語は、単に「孤独死」という社会的な問題を扱うだけではなく、不器用に生きてきた人間が、誰かに何を残し、そして残された人間が何を受け取るのか?という、より深いテーマへと踏み込んでいくのです。 

しかも、今回は、弟・浩介が遺した動画入りのUSBメモリを探し出す!!という、テレビドラマではおなじみの(間違いない!)ミッションが用意されていて、人間ドラマの中に、謎解き要素まで!!

けれど、このUSBメモリ探しも、単なる謎解きのための仕掛けではなくって、鳩山さんの物語を通じて、不器用に、だけど自分らしく生きてきた人間たちの思いが一つにつながっていく。

そして、残された者がその思いをどう受け止め、どんな答えを導き出すのか――その姿を見つめるウズメ自身の心にも、また新たな波紋が広がって…。

そう、今回もまた、ヘビーな題材を扱っているにもかかわらず、描かれる事象はどれも前向きで、生きることの意味をそっと照らし出してくれる。

こんなにもヘビーな要素が満載なのに、なぜか見終わったあとには多幸感があふれてくる第6話。今回も、ちゃんと笑えて、ちゃんと泣ける。

『再生のウズメ』らしい、心に染み入る人間ドラマに仕上がっています。今回も、どうぞお楽しみに!!!