数日後、大阪から帰ってきた奥田は葵に母の容態について報告。幼い頃に父を亡くし、母のことも見送った経験のある葵は、近い将来に大切な人を失うかもしれないと動揺する奥田に寄り添う。
その足で奥田は葵をマンションまで送り届けるが、そこに澄晴がやってきた。久しぶりに描いたデッサンを、葵に見せるつもりだったのだ。
デッサンを隠してその場を立ち去る澄晴を追いかけた奥田は、莉奈が会社に乗り込んできたことを澄晴に伝える。
50歳の女性と付き合う覚悟が本当にあるのかという奥田の問いに、改めて自分の未熟さを思い知る澄晴。しかし龍太は莉奈のことは自分に任せろと、澄晴の背中を押す。
翌日、葵は会社の新規ブランドプロジェクトのサポートに入るよう依頼を受ける。葵は仕事だからと割り切ろうとするが、13年前のつらい記憶がフラッシュバック。調香師の平沢梢(中島亜梨沙)は、そんな葵の様子に気づくが…。
葵(内田有紀)を諦めたくない…正直な思いを告げる澄晴(寺西拓人)
その夕方、親と一緒に過ごすために大阪への転勤希望を出すことを葵に打ち明ける奥田。葵が新規プロジェクトで無理をしているのではないかと感じていた奥田は、家族としてやり直すために一緒に大阪に来ないかと誘う。
同じ頃、龍太は莉奈を呼び出した。葵の会社に押しかけてしまったことへの後悔を見抜き、莉奈のことをずっと見ていたと打ち明ける龍太の言葉に、莉奈は心を動かされる。
自分の恋のために周囲の人をこれ以上傷つけていいのか…思い悩む葵に、自分の心に正直になるよう告げる澄晴。澄晴が描いた自分のデッサンを見た葵は、改めて2人で歩んでいく覚悟を固めた。
そんななか、眞澄の病気のことを岩村から知らされた優子が、眞澄を呼び出す。息子のために自分にできるのは1人で死ぬことだけだと思い詰めた眞澄は、澄晴には知らせずに緩和ケア病棟に入院するつもりだと優子に打ち明けた。
澄晴との恋も香りの仕事も諦めたくないと奥田との大阪行きを断り、自分のトラウマを乗り越えようと仕事と向き合う葵。二宮に勧められて、プロの登竜門となるコンペへの挑戦を決める澄晴。
しかし、入院するためにホスピスに向かっていた眞澄が倒れてしまい…。

