ヨルシカのボーカル・suisさんが、『ザ・ノンフィクション「花火師になりたくて~僕と私が打ち上げる夢~ 前編』」(8月16日(日)14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。

舞台は、明治36年創業の「山﨑煙火製造所」(茨城県つくば市)。人手不足が続く花火業界に飛び込んだのは、元YouTuberや元看護師など、個性豊かな若者たち。花火を打ち上げるために奮闘する、花火師たちの人生を描きます。

透明感あふれる声で、花火とともに夢を追う若者たちの物語を紡いだsuisさん。収録後の感想や、4年半ぶりとなる『ザ・ノンフィクション』のナレーションに込めた思いを聞きました。

夜空の一瞬に夢を託す、新人花火師たちの仕事と人生

茨城県つくば市にある、明治36年創業の「山﨑煙火製造所」。競技大会で数々の賞を獲得してきた名門です。花火業界が深刻な人手不足に直面するなか、この会社には花火師を夢見る若者が集まってきます。多くは、異業種から転職してきた未経験者たちです。

花火の製造作業をするよしきさんと飯野さん

入社2年目のよしきさん(30)は、元YouTuber。大切な彼女と出会い、手に職をつけて安定するために、花火師の世界に飛び込みました。やる気が空回りして失敗することも多いものの、分からない作業はスマートフォンで撮影し、先輩に何度も教えを請いながら覚えていきます。そのひたむきさを認められ、少しずつ仕事を任されるようになっていきました。

一方、同期の飯野さん(26)は、社内唯一の女性花火師です。看護師として働いていたコロナ禍、病院の外から聞こえた花火の音に心を動かされ、「今度は自分が人を元気にする側へ」と転職しました。毎朝一番に出社し、休憩も惜しんで働く努力家ですが、男性がほとんどの職場で「ガツガツいけない」と思い悩みます。

打ち上がった花火を見上げるよしきさん

そんななか、よしきさんに大きな機会が巡ってきます。音楽と花火を組み合わせた花火大会で、初めて点火を任されたのです。失敗の許されない一発勝負。大役を成功させることはできるのでしょうか。

一瞬の輝きに誇りと人生を懸ける、夢を追う若き花火師たちの1年を追いました。