尾野真千子さんが、『ザ・ノンフィクション「人生 最期までお付き合い 後編~母と息子 残された時間~」』(9月13日(日)14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。
“町の駆け込み寺”として、地域の人々の暮らしに寄り添い、人生の最期まで見送ってきた僧侶の男性。余命1年と告げられた最愛の母との別れが迫り…。多くの死を見届けてきた彼が「息子」として向き合う残された時間とは。
時折、涙ぐみながら“語り”を務めた尾野さんに、ナレーション収録後にインタビュー。古井さん親子を見守って感じたことや、自身が望む生き方、尾野さんにとって母はどんな存在か、などについて聞きました。
数々の最期に寄り添ってきた僧侶が、余命1年の母と向き合い…
町の人の暮らしに寄り添い、その人生の最期まで見送ってきた男性。今度は一人の「息子」として、最愛の母との別れに向き合います。
神奈川県大磯町の東光院で、住職・大澤さん(40)とともに地域の人々を支える古井さん(45)。一人暮らしの高齢者を見守り、ご遺体の搬送や処置、葬儀まで自ら行います。生前からよく知る人だからこそ、その人らしい別れの形を大切にしてきました。
そんな古井さんに避けられない別れが迫ります。
大阪で暮らす母・正代さん(71)に、がんが見つかり、余命1年と告げられたのです。脳性まひがあり車椅子で生活してきた正代さんは、3人の子どもを育て上げ、障害者運動にも尽力してきました。彼女は抗がん剤治療を受けず、残された時間を自分らしく生きる道を選びます。
古井さんにとって、幼い頃から母の介助は日常の一部でした。ところが15歳で家を離れ、20代で事業に失敗。約2年半、家族との連絡を絶っていました。どん底を経て戻ってきた息子に対し、母が涙ながらに掛けた言葉は「生きていて良かった」。
母の病状が進むにつれ、古井さんは週に一度、大阪へ通うようになります。正代さんは自ら写真を選び、葬儀で流すメッセージも撮影。人生の締めくくりまで、自分の意思で決めていきます。そして息子に伝えた最期の言葉…。
数々の最期に寄り添ってきた男性が、「息子」として向き合う母との残された時間。離れていた歳月も、すれ違った過去も抱えながら、その最期をどう見送るのでしょうか…。
