志田こはくさんが、『ザ・ノンフィクション「就職先はさる軍団 ~師匠と弟子と新入社員~前編」』(7月19日(日)14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。
栃木県日光市の「日光さる軍団劇場」を舞台に、伝統芸能「猿まわし」の世界へ飛び込んだ6人の新入社員を追う物語。伝統芸能にも押し寄せる“働き方改革”のなか、「怒られない時代」と向き合う師匠と弟子、それぞれの葛藤が描かれます。
ナレーション収録後、本作で『ザ・ノンフィクション』“語り”初挑戦となった志田さんにインタビュー。同世代の登場人物たちに重ねた自身の経験や、厳しい指導への考え方、初収録で感じたことを聞きました。
怒られない時代に「日光さる軍団」の芸を受け継ぐ、新人たちの奮闘
1000年続く「猿まわし」。師匠から弟子へと芸を受け継いできた現場に、時代の波が押し寄せていました。
2025年春、若者たちが「入社」したのは、反省ザルでおなじみの村﨑太郎さん(65)が率いる「日光さる軍団」。サルの世話や園内の仕事、客前に立つための稽古など、華やかな舞台の裏では、“相棒”と心を通わせるための地道な日々が続いています。
18歳の竹原さんは、YouTubeで見た猿まわしに魅了され、この世界へ飛び込みました。相棒に選んだのは、まだ芸も満足にできない子ザルの「ゆき」。集団になじめず一人ぼっちだった姿に自らを重ね、深い愛情を注ぎながら絆を築こうとしています。
43歳という異例の新人・粕谷さんも、安定した仕事を辞め、サルとのつながりを求めて入社した一人。芸を磨きながらも、なかなか心が通わず悪戦苦闘します。
一方、同じ専門学校を卒業した20歳の水谷さんと藤畑さんは、良きライバルとして切磋琢磨し、早くも頭角を現していきます。
かつては怒号が飛び交い、厳しい指導で芸を受け継いできた「さる軍団」。しかし今、村﨑さんは「怒るのをやめた」と語ります。昔の教え方はもう通用しない。怒らない時代に厳しい芸をどう教えるのか。怒られない新人たちは、自ら芸を磨けるのでしょうか。
令和の時代に受け継がれる伝統芸能の現場で、若者たちがどのように成長していくのか。その挑戦が始まります。
