そんな音花の思いを受け止めて刑事課に戻ってきた晋吾と、小寺園みちる(斉藤由貴)や郡司、池田絆(中村海人)に、邦広に逮捕状が出てからの約1時間で彼を殺すことができたのは沼袋署刑事課のメンバーだけだと突きつける誠と明日香。
その時間に署にいた郡司と池田、小寺園を除くと、犯行が可能なのは誠と明日香、そして晋吾だけ。そう問われた晋吾は、事件当日の自分の行動を淡々と語り始めた。
あの日、マンションから出てきた邦広を尾行し、皐月の殺害について邦広を問い詰めた晋吾。すると邦広は、宅配の仕事中に特別扱いをしてくれていたはずの皐月から、私服の際に気づいてもらえなかったことに腹を立てて皐月を殺害したことを認める。
身勝手な動機で皐月を殺しただけでなく、遺体の動画まで撮影していた邦広への怒りを抑えることができず、衝動的に邦広を殺してしまった晋吾。皐月が殺された日、自分の捜査に誠を付き合わせてしまったせいで皐月が命を落としたと、晋吾はずっと悔やんでいたのだ。
晋吾(矢本悠馬)は自らの正義のために犯罪者に裁きを下していたことを自白するが…
皐月の事件を機に、司法の限界を感じることになったという晋吾。犯罪者の人権が法に守られる一方で、被害者家族が苦しみ続ける現状を変えたいと、晋吾は“消しゴム事件”の“オーナー”となり悪に裁きを下していたのだ。
犯罪者を減らすために犯罪に手を染めた、邦広を殺したのも誠のためだったという晋吾の歪んだ主張を、真っ向から否定する誠。しかし晋吾は、自分を“消しゴム”する人物を周到に用意していて…。
「息子を殺した犯人に会わせる」と喜多村拓春(竹原ピストル)に連絡し、仇を取るよう仕向けていた晋吾。しかしその目論見は失敗し、晋吾は逮捕された。その後、晋吾は音花の投稿と邦広殺害の関連を否定し、音花は釈放された。
皐月の事件と“消しゴム事件”が苦い解決を迎え、誠と明日香、音花が再び“家族”に戻ってから数ヵ月後。小寺園の4回目の結婚式に、散弾銃を持った男が乱入してきた。
交番勤務となった明日香や和田堀署の交通課に異動となった誠をはじめ、別々の場所で働くことになった元沼袋署のメンバーは、一丸となって男を確保。
そして誠と明日香は、夫婦としての新たな道を歩き始めるのだった。

