脚本家・矢島弘一さんが、火9ドラマ『夫婦別姓刑事』最終話の見どころを明かしました。

ドラマ『夫婦別姓刑事』は、コミカルな刑事ドラマの装いの裏に、緻密な謎と登場人物の感情が絡み合うミステリードラマ。「夫婦は同じ部署に配属してはならない」という暗黙のルールが存在する警察で、夫婦であることを隠して別姓のままバディを組む四方田誠(佐藤二朗)と鈴木明日香(橋本愛)の活躍が描かれています。

『夫婦別姓刑事』ポスタービジュアル

序盤はコメディ展開が多かった本作。第8話以降、本格的に誠の前妻・皐月(清水美砂)が殺害された過去の事件や、世間を騒がせている“消しゴム事件”にスポットが当たり、SNSでは「どういうこと?」「これって○○が怪しくない?」「皐月さんを殺したのって本当に喜多村(竹原ピストル)の息子(林裕太)なのか?」「音花(月島琉衣)が逮捕されるなんて!」「お母さんに会いたい音花に泣いた」という声が多く寄せられています。

めざましmediaは脚本を担当する矢島さんに、見直しておくと最終回がより楽しめるシーンや注目してほしいポイントを聞きました。

「夫婦の年齢は関係ない」佐藤二朗&橋本愛が演じる23歳差の夫婦×刑事バディを生んだ脚本の秘密【脚本家・矢島弘一インタビュー】

考察だけじゃない!『夫婦別姓刑事』最終話の注目ポイントは“親子”

──前半はコメディ色が強かった印象ですが、8話以降は誠の前妻・皐月(清水美砂)の事件や消しゴム事件の真相に迫るシリアスな展開が続いています。最終話を前に見返しておいたほうがいいシーンなどがあれば聞かせてください。

監督がどう編集しているかわからないので、脚本上の話になりますが…1話はやはりしっかりと見返していただくと良いと思います。「ここにこの人いたんだ!?」ということも出てくる…かもしれません。

『夫婦別姓刑事』第1話より

──最終話を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

謎解き、考察はもちろんですが、人間ドラマにも注目していただけたらうれしいです。特に誠と明日香と音花(月島瑠衣)の親子の物語は、とあるシーンが素晴らしい映像になっていると聞きました。

そのシーンは、思いを込めて脚本を書きましたし、田中監督から「これは警察ドラマの歴史に残るワンシーンだと思います」と言っていただいて、その言葉がとても心に残っています。あの親子がどんな物語を見せてくれるのか、楽しみにしていてください。

『夫婦別姓刑事』第10話より

そして、竹原ピストルさんが演じている喜多村の存在は大きいですよね。クランクインの際にご挨拶したのですが、竹原さんはそのとき出来上がっていた9話までのセリフを覚えてくださっていて、「とてもステキな本なので、セリフを変えないでほしい」と言ってくださったんです。

それだけ真剣に向き合ってくださっていることがうれしかったです。最終話まで竹原さんの怪演は見どころですので、注目してください。

『夫婦別姓刑事』第9話より