いよいよゴールデンウィーク、ピクニックや山登りなど“屋外でお弁当”なんて方も多いのでは?
しかし、今年は例年以上に早い時期から気温が高くなってきているため、怖いのが食中毒。
食中毒を巡っては、4月21日に兵庫・豊岡市で仕出し弁当を食べた男女16人が食中毒に。その前の週には、岡山・早島町の中学校で出された給食が原因の集団食中毒が発生したことを県が発表するなど各地で被害のニュースが相次いでいます。
食中毒対策について、公園などで聞いてみると…、
30代女性「保冷剤でしっかり冷やしてます」
20代女性「キッチンペーパーで汁気をとっています」
みなさん様々な対策を実践しているようですが、自分がやっている食中毒対策は、正しいのか?もっと効果的なやり方があるのか?スタジオで専門家に聞きました。
実は4月に多い食中毒…正しい対策は?
食中毒…というと、夏に多いイメージ。
しかし、2025年の発生件数を確認すると2月3月が多く、3番目に多いのが4月となっています。その理由は…、
管理栄養士 Shieさん:
(4月は)冬のウイルス性の食中毒は減ってくる時期なんですが、かえって細菌性の食中毒、食品の中で増える食中毒が増えてくる時期でもありまして。
ちょっと油断しがちなんですが、すごく暑くなってきています。また行楽シーズンでもありますので、とても注意していただきたい時期ということですね。
実は意外と春にも多い食中毒。
皆さんも気づかないうちに食中毒を起こしやすいようなNG行為やっているかもしれません。
<食中毒にまつわる疑問①>
Q. 時間がある時に作り置きして冷凍したおかずを弁当に入れるという人も多いと思われますが、弁当に入れる時どちらが食中毒対策になるでしょうか。
A.保冷剤代わりに凍ったまま入れる
B. 再加熱して入れる
正解は、「B.再加熱して入れる」。
Shieさん:
冷凍しても食中毒菌の多くは死滅しないんですね。活動が止まるだけですので、しっかり加熱をして菌を減らすということが重要になってきます。
ただし…
Shieさん:
「自然解凍可能」と書いてある冷凍食品の場合は、衛生的な管理基準に基づいて徹底して作られています。よくパッケージの裏面を見ていただいてそういったものは使って大丈夫ですが、そうじゃないものは加熱していただくことが基本です。
<食中毒にまつわる疑問②>
Q.お弁当を持っていくとき保冷剤は、どちらがより効果的?
A.保冷剤を弁当の上に置く
B.保冷剤を弁当の下に置く
Shieさん:
「A.弁当の上に置く」です。
冷たい空気は下に行きますので冷却効率がいいということになります。
基本的には、お弁当を菌が増えやすい温度帯である20~40℃から遠ざけるというところが目的なので、量はそれに応じてなんですが、保冷剤の中でも種類がありまして、ハードタイプのプラスチックでできているちょっと硬い保冷剤があります。そちらの方がソフトなタイプよりも継続時間が長いんです。長時間歩く時や真夏の暑い時はハードタイプの方がおすすめです。
ただソフトタイプでも軽量だったり、お弁当に沿わせやすかったり間に入れやすかったりするので使い分けていただいて。
保冷バッグも併用していただきたいです。やっぱり保冷効果が長持ちしますので、保冷剤と保冷パック両方使っていただくのが望ましいです。
3児のママ・横澤夏子「ミニトマト切っていい?」
そして、3児のママとして知られる横澤夏子さんからもこんな疑問が。
堀池亮介フジテレビアナウンサー:
こちらは横澤さん手作りのお弁当です。本当にかわいらしくて素敵なお弁当だと思いますが、横澤さんからも疑問があるんですよね?
横澤夏子:
ミニトマトを切って入れたら腐りやすくならないか心配っていうのがあるんですけど。
保育園から「ミニトマトは(喉に)詰まりやすいから切ってください」って言われるんですけど、でも切っちゃうと逆に腐っちゃうんじゃないかなっていう不安があります。
Shieさん:
その通りでして…、トマトに関して確かに誤飲防止で「切ってください」と言われるんですが、リスクとしては、菌は丸のままより増えやすくなる可能性はあります。
(横澤さんの弁当の)いい点としては菌がつきやすいヘタの部分を取っていただいているのと、カットすると種とか水分が移行しやすくなります。
そこを閉じて切り口をくっつけていただいているのもすごく素晴らしいです。
水分が気になる場合ですと、清潔なキッチンペーパーなどで拭き取っていただくのがよろしいかなと思います。
MC設楽統:
ヘタ取るってのはもう当たり前なんだ。
横澤夏子:
ヘタは危ないと言いますよね。
松村未央フジテレビアナウンサー:
「保存する時もヘタは取った方がいい」って聞きますよね。冷蔵庫に入れる時に。
MC設楽統:
いちごも?
Shieさん:
いちごのヘタも、ヘタの部分は菌がたまりやすい。
一概には言えないんですけど、やっぱりツルツルしているところよりはザラザラしているところの方が菌がとどまりやすいんですね。
買ってきて洗っていただくのでもいいですし、取り除いていただくと菌の汚染リスクは少なくはなります。
行楽シーズン真っただ中、食中毒に注意しながら楽しみましょう。
(『ノンストップ!』2026年4月28日放送より)
