女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
今回は、病気のリスクが高まる可能性のある「血糖値スパイク」について、専門家が解説。
「眠いだけじゃない…怖い病気のリスクも?血糖値スパイク」というテーマで、MC設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、虻川美穂子さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが学びました。
血糖値の乱高下が引き起こす眠気やだるさ、冷えや頭痛に要注意!
まずは「血糖値スパイク」について。
そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック院長の薗田憲司先生が解説。血糖値スパイクとは食後に血糖値が急上昇・急降下する現象で、特に急激に血糖値が下がる際に血管にストレスがかかるので注意が必要だといいます。
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のこと。これが体のエネルギーとなります。血糖値が下がる食後2時間前後に眠気や疲労を感じやすくなり、ひどい時には気を失ったりするケースもあるのだそうです。
「血糖値スパイク」が原因で起こる主な症状として、眠気や疲れ、冷えやほてり、空腹感、頭痛や動悸、イライラや手の震えなどがあると紹介されると、スタジオ全員が「逆に何も当てはまらない人はいるの?」「いつも眠くて昼寝が当たり前」と驚いた様子。
しかし、血糖値の乱高下は血管に大きな負担がかかり、それを放置して繰り返していると糖尿病だけでなく動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まるのだそうです。
三木さんが「父が糖尿病なのだが、遺伝も関係あるのか?」と質問すると、薗田先生は「遺伝の要素は強く、20〜30代でもスパイクが出る人がいる。両親とも糖尿病なら子どもの罹患率は40%、片方の親だけでも20%くらい」と回答し、「年齢と生活習慣、遺伝が1:1:1の割合で原因となっている」と付け加えました。
血糖値スパイクを起こさないために…見直すべき生活習慣は?
血糖値スパイクは血糖値が高い人ほど起こりやすいといい、薗田先生は健康診断の結果でチェックするべきポイントも教えてくれました。
薗田先生によると、糖代謝の項目の「空腹時血糖」の数値が110〜125未満、「HbA1c」が6以上だと血糖値スパイク予備軍。虻川さんが「HbA1cが5.6で基準値を超えていると言われた」と言うと、薗田先生は「実は医療機関によって基準はバラバラ。検診の結果が気になったら生活習慣を改善して、1〜2ヵ月後に再度血液検査を受けてみては?」とアドバイスしました。
薗田先生は、改善すべき生活習慣についても紹介。NGなのは、「糖質の摂りすぎ」「食べるのが早い」「野菜を食べない」「朝食を食べない」「運動・睡眠不足」だといいます。
「食べるのが早いと糖分が急激に吸収されてしまうが、野菜を食べると糖分の吸収がゆっくりになる。朝食でタンパク質と食物繊維を摂ると、1日に渡って血糖値スパイクが起きにくくなる」と、食事について解説した薗田先生。
食事以外の部分についても、「筋肉量が多いほうが血糖値は上がりづらいので運動は必要で、ストレスホルモンが血糖値と相関があるため、睡眠もきちんと取ってほしい」と訴えていました。
朝からとんこつラーメンでも60点のカンニング竹山に対し、5点の虻川美穂子の食事内容は…?
番組では、竹山さんと虻川さんの1日の食事を薗田先生が分析。竹山さんの「9時にとんこつラーメン、12時に明太子まぜご飯、22時に刺身とローストビーフ、マカロニサラダ、ビール」という報告に、薗田先生は「60点」を付けました。
「とんこつラーメンを食べるならスープは一切飲まない、お昼はもう少しタンパク質が欲しいので、鶏の胸肉をおかずにするとベター。夜もバランスはいいので、ビールをお茶やハイボールに変えては?」と、改善ポイントを列挙した薗田先生。
しかし「実はビールを2本の他に、ワインも1本飲んだ」と竹山さんが白状すると、「話が違う!それなら40点。お酒はかなり響きます」と忠告していました。
虻川さんは「8時に南部せんべいチョコがけ、9時にメロンパン2個とハムとほうれん草のチーズパンとカフェオレ、11時にメロンパン2個とカフェオレ」と、午前中だけでだいぶ食べていることを告白。
続けて「13時に焼きそばと雑穀ご飯、15時に豆腐ドーナツとカフェオレ、19時に春キャベツのゴマあえ、なすと豚バラの味噌炒め、ミニトマト、雑穀ご飯、味噌汁を食べて、20時30分にバナナと豆腐ドーナツとカフェオレ」と紹介し、「自分でもこんなに食べているとは知らなかった」と反省しましたが…。
薗田先生は「5点。スパイクまっしぐらで夕食以外ほめるところがない」と採点し、「写真を見た限り、摂取カロリーの8割が糖質で、同年代の女性の標準摂取カロリーも大幅に超えている」と、その理由を解説しました。
「基本カフェオレは無糖にして、8時と11時、夜の間食は『食べない』。朝食は鶏肉などのタンパク質を摂取して、昼食はもう少し具材を増やした焼きそばのみに。夜はとても良いので、これを3食食べてほしい」とアドバイスを送った薗田先生。
三上アナが「朝食は菓子パンで済ませてしまいがちなのですが…」と言うと、「それなら抜いたほうがいいくらい」と先生は即答しました。
最後に薗田先生は、血糖値の上昇を予防する方法として「食事前にレモン水を飲むといい」と紹介。レモンの酸味が食欲を抑える上に、レモンに含まれるクエン酸やポリフェノールが血糖値の急上昇を抑える働きがあるのだそうです。
また、過度な糖質制限をすると、反動で食べ物を食べた時に血糖値スパイクを起こす可能性が高いので控えてほしいと警鐘を鳴らしました。
『ノンストップ!』(フジテレビ)2026年4月10日放送より
