しびれを切らして窓の外に姿を現し、再捜査をしなければ安藤を殺すと息巻く大沼。各社のカメラが大沼の姿を捉えるなか、SATが大沼を狙撃しようとしていることに気づいた安藤が、大沼を押し倒して彼の命を救った。
安藤が大沼を生かす道を選んだのは、伊澤の無実を証明するため。国家転覆を目論む「新生自尊の会(以下、自尊の会)」の会員としての自分と、刑事としての自分との間で悩んでいた伊澤を救うには、大沼が犯人だと証明するしかないと安藤は判断したのだ。
広報には広報としてのやり方があるという安藤の言葉を思い出す今泉は、SITが突入するために必要な90秒間、マスコミ各社が一斉にCMや天気予報を流して中継に一時的な空白を作るという作戦を立てる。
今泉のアイデアを採用し、自らが責任を取る覚悟で作戦の実行を命じる北川。北川の報告を受けた刑事部長の福留公康(阪田マサノブ)は、狼狽するが…。
今泉(福士蒼汰)の機転により事件は解決!そして安藤(緒形直人)は伊澤(草川拓弥)の本心を知る
この期に及んで自らの理想を語る大沼に向かって、22年間沈黙を守ってきたのは卑怯だと断罪する安藤。その時、稲田の説得を受けた各社の映像がCMや天気予報に一斉に切り替わった。
大沼は安藤に向けて銃を発砲しようとするが同時にSITが突入し、大沼を確保。安藤の無事を見届けた真部は、藤原に「自尊の会」の代表・八重津太平(栗田芳宏)と福留の繋がりを示す証拠を提示する。福留の裏切りを知った藤原は怒り心頭で…。
事件が時効を迎えた以上、大沼が清原幹事長の爆殺未遂事件で裁かれることはないが、北川は爆殺未遂事件の被疑者として大沼を送致すると正式に発表。伊澤の無実が証明されたというニュースに安堵する安藤のもとに、公安から返却された伊澤の手帳が届いた。
その手帳から、大沼を「自尊の会」の工作員だと勘違いしていた伊澤が、幹事長の襲撃が成功したのは自分のリサーチのせいだと思い込み、安藤(緒形敦)の信頼を裏切ってしまったと自分を追い詰めていたことが判明。自殺の背後にあった伊澤の本心を知った安藤は、涙を流す。
一方、今泉の父が襲われた事件の際に幼い今泉と対面していた上田は、今泉を安藤のいる広報に送った理由を下地に打ち明けていた。
上田が自分自身の成長も期して今泉とコンビを組ませたことに気づいた安藤は、捜査一課でしっかりやってこいと彼の背中を押す。しかし今泉は広報として自分を磨くことを決意し、新たな現場へと向かった。

【火9ドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』公式サイト】
