佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)さん×本郷奏多さんW主演、土ドラ『時光代理人』は、依頼人の未来を拓くため、タッグを組んで“ダイブ”するトキ(佐藤)とヒカル(本郷)――写真が紡ぐ新感覚のヒューマンドラマです。
<試写室>『時光代理人』最終話
前回のハイライト
家業の町工場が閉鎖されるという危機に立たされた父と、亡き母への後悔を抱えた少年を救うべく、トキ(佐藤大樹)は立ち上がる!…んだけど、そんな“依頼”は別に来てないわけで…と慎重になってしまうヒカル(本郷奏多)。
それに対し「俺は、これまで“おせっかい”のおかげで前を向けていたんだ!だから俺は、これからも“おせっかい”するんだー」とかなんとか息巻いて、勢いでトキは写真へダイブ(タイムスリップ)!!
――少年の後悔とは、母が作ってくれたお弁当を拒否してしまったことであり、それを丁寧にひも解いて心を溶かしていったトキとヒカル。
一方、町工場閉鎖の危機は、リン(林芽亜里)が第5話で登場した資産家から融資を受ける手はずをとるというファインプレーで、八方丸く収まりましたとさ…光が差し込む写真館の屋上、仲良く弁当をつつき合う3人、遠景…エンディングテーマとともにめでたしめでたし…。
(とか思ってたら、終了5分前)
どこかのオフィス。よくわからない白い服を着た居丈高な女が急に現れる
「この……泥棒猫!!!」
(爆!!!)
この落差よ。すべてが丸く収まって、しかも第5話でお世話になった資産家を巻き込むという、連続ドラマとしてのダイナミズムを体感させつつ、とんでもないハッピーエンディングを迎えて、しかも画的なさわやかさも尋常じゃなく、美しいラストを迎えた。今回も良い話…とか感傷に浸ってたら、急に「泥棒猫!!!」て。情緒がおかし過ぎるだろ!
東海テレビさん?今作は「土ドラ」の10周年作品であって、2016年まで50年超放送してきた「昼ドラ」の復帰作ではないですよ???
この令和の時代で、なおかつ現代劇でありながら「この、泥棒猫!!!」って、どうしたら出てくるセリフなんだよ(褒めてます)。しかも、登場のその瞬間から、居丈高感が半端なくって、真っ白なジャケットってだけでも威圧がすごいっていうのに、その襟をピーンと立たせて着こなしてる女が「この、泥棒猫!!!」だからね?
で、ちょっと小競り合いになったら、わざとすっころんで「痛い。(骨)折れた!!!」って、どういう情緒なんだよ(だから褒めてます)。いくらなんでも、ふざけすぎだろ(ホントに褒めてます)。にこやかな3人の遠景→白襟立て女の「泥棒猫!!!」って、狙ってんだろ。緊張と緩和か。笑わせにきてるだろ。
って…う……うん、でも、おっかしかったよ!!
いやー、だから「土ドラ」って最高なんですよね(何が)?
この、常に油断している視聴者に対して挑み続ける姿勢?ファイティングポーズ?「昼ドラ」における、雷などで急に音鳴らして視聴者を振りむかせる、強引でもなんでも、意地でも画面へ向けさせてやる!!っていう、そのサービス精神??
だから、東海地方の方は、コーヒー飲んだだけでトーストつけてくれる、モーニング文化なんだなぁ…しみじみ(意味不明な着地)。
