菅野美穂さんと山時聡真さんが、親からの巣立ちについて語りました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。

今回は、「親元を離れる葛藤」というテーマでMCの設楽統さんと松村未央フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、白鳥久美子さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが話し合いました。

山時聡真「自立できていないことを痛感して、実家暮らしを選んだ」

まずは福島県出身で大学進学のために上京した白鳥さんが、当時の思い出を告白。「(上京当日は)両親とも仕事で、1人で家を出ていくことで突き放された気がしていたが、朝起きたら食卓におにぎりと『頑張りなさい』と書いた手紙が置いてあって…」と回顧し目頭を押さえました。

番組では、公開中の映画『90メートル』でW主演を務める山時聡真さんと菅野美穂さんも取材。映画では菅野さん演じる難病を患う母と、山時さん演じる高校進学後の進路に迷う息子の葛藤が描かれます。

菅野さんが「やりたいことに思い切り向き合うのは学生時代しかできないし、母としては子どもには未来に向き合う選択をしてほしい」と自身の思いを語ると、山時さんも「これまで母の気持ちを尊重して、家族の意見を大切に生きてきたが、後悔したことはない」と共感を。

山時さんは、大学進学時に一人暮らしを希望し家族で話し合ったそうですが、「自分では大人になった気がしていたけれど、(親との話し合いのなかで)自立できていないことを痛感して、実家にとどまる決意をした」とも打ち明けました。

菅野さんから「仲のいい家族だし、お母さまは名残惜しい気持ちもあったのでは?」と言われると、山時さんは「心配と言っているけれど、“寂しい”が強いのはわかる」と笑顔を見せました。

松村未央アナの初一人暮らしは「母も一緒に引っ越してきて…」

三木さんは「首都圏での一人暮らしは年間400万円かかるというデータもある。経済的な面で自立が難しい人も多いのでは?」とも分析。

竹山さんは「父親にだけ実家を出る朝に話をしに行って、母には内緒で裏口から家を出た」と、実家を出た日のことを回想し、千秋さんは「売れ始めたら一人暮らししていいと許可されたので、実家を出るのは寂しいというよりも認められた気持ちで嬉しかった」と振り返りました。

「(自分たちの)老後が心配だし、長女だから実家にいてほしいという両親の反対を押し切って、一人暮らしを始めた」という大学4年生の女性や、「進学で家を出る息子に、手作り弁当と困った時の対処法のメモを渡した」という49歳女性のエピソードも紹介されました。

白鳥さんは、「私の地元でも娘を近くに置いておきたいからと、兄は東京に行っていいけれど妹は地元で就職という友だちは多かった」と体験談を紹介。

松村アナは「一人暮らしを始めたとき、母も引っ越してきてしばらく一緒に暮らしてくれた。(自身も将来)7歳の娘が一人暮らしする日を想像すると寂しいし、母の気持ちもわかる」と、母と娘の両方の立場から意見を述べました。

菅野美穂「家を出て初めてわかることもある」一人暮らしの大切さを熱弁

菅野さんは「一人暮らしをはじめた時、忙しくて公共料金の支払を滞らせてガスが止まった。そのときは、NHKでシャワーを浴びさせてもらって…」と失敗談を打ち明けました。

「これまで、光熱費の支払いなどは全部親がやってくれていたんだと実感したし、家を出て初めてわかることもある」と、感慨深そうに語りました。

ほかにもスタジオでは、「置きっぱなしだったお菓子が帰宅しても同じ場所にあって、『誰も片付けてくれないんだ…』と思った」(千秋さん)、「カレーの鍋を放置していると、ちゃんと腐っていく」(白鳥さん)と、一人暮らしを実感したエピソードで盛り上がりました。

「家事って疲れる」「季節のフルーツは高い」「爪切りや耳かき、絆創膏は自分で買わなきゃ」など、ネットの掲示板に寄せられた一人暮らしエピソードに、「いちご1パックで定食1食食べられると驚いた」と共感した白鳥さんは、一人暮らし時代の心の支えを紹介。

「一人暮らしを始めた頃は、テレビと幼稚園時代から集めていたシルバニアファミリーが心の支えだった」という白鳥さん。友だちと上手くいかなかったシチュエーションを人形を使って再現し、練習をしたこともあったといいます。

千秋さんは「ずっと『一人暮らしはするべきだ』と人には言ってきたけれど、娘から言われたらイヤだから、なるべく話が出ないようにしている」と母としての本音を打ち明けましたが、竹山さんは「親のせいで一人暮らしできなかったというのは、子どもはずっと引きずる。その後悔はよくない」と少し引いた立場で意見しました。

カンニング竹山「上京してからは売れていないと親に言えなくて…」

「親に心配をかけたくなくて、ぎっくり腰になったことを秘密にしている」というエピソードでは、竹山さんと白鳥さんが「お金がないことや売れていないことを親には言えなかった」とポツリ。

「白菜や大根が丸ごと送られてきて、使い切る前に傷んでしまう」という29歳女性のお悩みには、「そういう経験から、小分けで冷凍にするなどの知恵を得られる」と竹山さんがエールを送りました。

白鳥さんは「近所にお裾分けしてとリンゴや桃が大量に送られてくるが、都会にはそんなご近所付き合いはあまりない」と女性に共感し、千秋さんは「松茸を父が送ってきてくれるのだが、食べ方がわからない」と打ち明けて、竹山さんから「罰当たりだ!」とツッコまれていました。

『ノンストップ!』(フジテレビ)2026年3月27日放送より