雄太は、記憶の続きを思い出す。床で転倒し、気を失っていたユンが目を覚ますと、そばにはマチルダがつき添っていた。
集会に参加している理由を問うと、彼女は、部室を貸してもらっている立場上、断りづらいだけで、店の拡大事業に加わりたいわけではないと打ち明ける。
そして、お金を儲けるために生きているわけではないが、何のために生きているのかを探している――そんな言葉を返したマチルダは、今の彼らにとって“恩師”と言える存在になっていた。
雄太が記憶していた「秘密結社ジュピター」の真実は、実は蛭田の事業説明会のワンシーンだったのだ。
裁判で徹底的に戦いたいと申し出る雄太(反町隆史)だが…
雄太の記憶が明らかになったところで、3人は蛭田が語るビジネスの成功とマチルダの失踪の間に、何かつながりがあるのではないかと感じ始める。
蛭田は、ビジネス相手として、マチルダのことを徹底的に調べたことがあるが、近づいてはいけない人物だとわかり、手を引いたという。3人はその理由を問い詰めるが、何もかも忘れているのはお前たちのほうだと一蹴されてしまう。
別の日、雄太は弁護団にプランAを選び、裁判で徹底的に戦いたいと申し出る。しかし、健人は、会社のことを考えればプランBを選ぶべきだと反対し、雄太を連れて、代議士・加賀見の自宅へ。
そこで加賀見から、雄太と家族を守らせてほしいと「カステラ」だという風呂敷包みを受け取る。
帰宅後、雄太はプランBを選ぶことになったと絵美に報告。執行猶予がつけば、もとの生活に戻れると語るが、絵美は、自分たちの関係はとっくに終わっていると、離婚届を差し出す。
雄太が加賀見から受け取った風呂敷包みを開けると、菓子折りとともに大金が入っていた。
同じ頃、紀介は部屋の異変に気づき、台所に駆けつける。そこには、1人でコンロに火をつけ、フライパンから上がる黒煙に戸惑う母・祥子(高橋惠子)が。慌てて火を消し、祥子の行動を咎(とが)めながら、紀介はある記憶を思い出す。
それは雄太や肇と一緒に、遠くの建物から燃え盛る炎を眺めるシーン。さらに別の日の記憶では、黒江の婆さん(前田美波里)が、屋敷の前で銃を構えて怒鳴っている…。
肇は自宅で映研の映像を見返していた。そこには、公園でカンフーの練習をする3人に、マチルダが声をかける姿があった。だが、次の瞬間、何かを見つけ、映像を食い入るように見る肇。そして、再生と停止を繰り返し…。
一方、アルバイトを終えた白馬は、帰り道で背後に人影を感じる。振り返るが、誰もいない。不安を感じながら家路を急ぐ…。
再び肇の自宅。玄関の呼び鈴が鳴り、肇がドアを開けると、そこにはスーツ姿の雄太が立っていた。

【『ラムネモンキー』公式サイト】
