2025年12月、全日本フィギュアスケート選手権、連覇の裏で “悔し涙”を見せた、鍵山優真選手(22)。

全日本フィギュアスケート選手権2025

2月6日に開幕するミラノ・コルティナオリンピック。
悲願の金メダル獲得へ…その原動力となっているのはある“同級生”の存在でした。

“同級生”体操・岡慎之助選手との絆

岡慎之助選手:
競技が違っても負けたら悔しい。まぁライバル…ですかね。

『サン!シャイン』が取材したのは鍵山選手の同級生、パリオリンピック3冠の体操・岡慎之助選手(22)。
競技が違っても鍵山選手は「ライバル」だと語る岡選手。

2人の出会いは通信制の高校。岡選手のサインを考えたのは鍵山選手だといいます。

岡慎之助選手:
ローマ字にしたいのかとか、漢字でいきたいのかとか、野球選手っぽくいきたいのかとかいろいろあって、本当に僕何もしてないんですけど、カギー(鍵山選手)が勝手に崩して書いて「お、これいいんじゃない?」みたいな感じで作ってくれたって感じですね。僕、何もしてないです(笑)

共に世界を目指す2人。先にオリンピックへの切符を手にしたのは、2022年に北京オリンピックに出場した鍵山選手でした。

岡慎之助選手:
すごいな本当に頑張ってほしいっていう思いはありつつも、2割ぐらいは悔しい気持ちはあったっていう。
自分もスイッチ入るというか。その2割の悔しさもやっぱり力に変えて、自分もやっぱりオリンピックに出たい。金メダル取りたいっていう、カギーからもらう熱というか。

そして迎えた、2024年のパリオリンピック。「金」を先に取ったのは岡選手でした。

岡慎之助選手:
(鍵山選手に対して)僕がなんか「先輩になっちゃったな」みたいなことを言った記憶があるんですけど(笑)
――鍵山選手から「悔しい」みたいなことは?
いや、そんな悔しいとかはあんまりなかったですね。

一方で、鍵山選手が明かしていた本音は…。

鍵山優真選手(20248月):
うれしい気持ちももちろんあるし、すごいなって思うんですけど、やっぱり先に金メダルを彼が取ったのはポジティブな意味での悔しい。僕も「金」取らなくちゃなみたいな。

“次は自分の番”。
鍵山選手は今シーズン、攻めの演技構成への変更を自ら申し出ました。

しかし、2025年12月の全日本選手権では連覇を達成するも、思うような演技ができず、悔し涙を流した鍵山選手。

その鍵山選手の「金」への思いの前に立ちはだかるのは、“4回転の神”アメリカ代表のイリア・マリニン選手(21)。
2025年12月のグランプリファイナルでは、なんと4回転ジャンプを6種類7回成功させ3連覇を果たした「絶対王者」です。
マリニン選手の壁を突破するため、鍵山選手は今シーズン封印していた「4回転フリップ」をオリンピックでは解禁することを決断。現在の演技構成に4回転フリップを入れることで4回転ジャンプが3種類となり技術点の底上げを狙います。

全日本フィギュアスケート選手権2025

悔しさをバネに、エースとして2度目のオリンピックに挑む鍵山選手に、岡選手は…。

岡慎之助選手:
立場がやっぱ変わってくるんで、やっぱり注目もされるし、周りからの期待も聞こえるので、それがこう変なプレッシャーだったりとか、そこはなんか2回目のオリンピックは違うのかなっていう。
オリンピックっていう舞台を一瞬一瞬、楽しんでほしいし、結果がどうあれ、ベストパフォーマンスを出せるように頑張ってほしい。満足いった演技を出せる方が自分もうれしいので。

(『サン!シャイン』2026年2月2日放送より)