日本時間の1月15日、2025年8月から滞在していたISS=国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」に別れを告げた、宇宙飛行士の油井 亀美也(ゆい きみや)さん(55)。
メンバーの一人に医療上の懸念が生じたことから、予定を早めての帰還となりましたが、宇宙船「クルードラゴン」は、午後5時41分に米・カリフォルニア州沖に着水。
到着後、油井さんはSNSで無事の帰還を報告しました。
『みなさん無事に帰ってきました。元気にやっています。また、いろいろ情報発信していきますのでよろしくお願いします。』
(油井亀美也宇宙飛行士のXより)
「太陽さんが頑張ってくれた」鮮やかなオーロラ映像が話題
宇宙滞在中、SNSを通じて様々な情報を提供してくれた油井さん。
中でも、地球への帰還直前である1月11日に撮影された、オーロラの映像が話題となっています。
地球の縁をなぞるように広がる、鮮やかな光。赤や緑が幾重にも重なり、まるで宇宙にかかる巨大な光のカーテンのように光り輝くオーロラ。
デンマークからドイツ、ポーランド上空を移動していくと、オーロラの下には、美しく光り輝くノルウェーやスウェーデンなども見えてきます。
これまで油井さんが宇宙から撮影したオーロラと比べても、光の幅も広く色鮮やかな今回のオーロラ。
その理由について、オーロラに詳しい、NICT宇宙環境研究室の津川卓也室長は…。
NICT宇宙環境研究室 津川卓也室長:
今週、11日だったと思いますが、太陽風、太陽のコロナガスの到来によってですね、地球の地場が非常に乱れる現象「磁気嵐」と呼びますが、こういった現象が確認されております。磁気嵐が発生すると、このオーロラが非常に出やすくなる。
偶然発生した「磁気嵐」の影響で、いつもよりも壮大な姿を見せてくれた可能性があるといいます
油井さんは、「私がまもなく帰還するのを知って、太陽さんが頑張ってくれたのか、とても美しいオーロラを撮影する事が出来ました」とコメント。
宇宙ステーションを去る直前には、「ここで仕事をした日々は、私の人生で最も輝いていた瞬間だったと思います」などと、5カ月に及ぶ 宇宙での生活を振り返りました。
(『サン!シャイン』 2026年1月16日放送より)
