11月9日に放送されたのが、『12浪の早大生 38歳の就活~僕に内定をください~前・後編』です。12浪の末、念願の早稲田大学に30歳で入学。“38歳新卒”で就活に挑みますが…。男性の苦悩の日々を追います。

早稲田大12浪、“38歳新卒”で就活に挑む男性…ゼロからの闘いへ

12年の浪人生活の末、早稲田大学に入学、大学生活8年目の38歳。約20年におよぶ浪人・大学生活の果てに、彼を待ち受ける社会の現実とは…。

学生証に記された「1985年生まれ、2016年入学」の文字。石黒さん(38)は12年の浪人生活を経て30歳で早稲田大学の門をくぐった異色の経歴の持ち主です。

早大生の石黒さん(38)

しかし、入学後も留年と休学を重ね、卒業は遠のいていきました。そして、大学生活9年目にしてようやく迎える卒業。40歳目前、“新卒”のカードを手に、大学生として最後となる就職活動が始まりましたた。

12浪のきっかけは父の何げない一言でした。中堅私立大学に合格したものの「1浪したのにそんな大学止まりか」と言われ、20歳になる石黒さんは悔しさのあまり進学したもののすぐに通うのをやめ、再び浪人を決意。

以来、ひたすら早稲田だけを受験して12浪…その選択は家族関係にも影を落とし父とは絶縁。母だけが寄り添い見守ってくれました。

「早く母を安心させたい」その一心で挑んだ就職活動でしたが、待っていたのは厳しい現実。エントリーシートの年齢欄に彼が選べる数字はなく、書類選考すら通りません。不安ばかりが募り、心は折れていきます。

就職活動をする石黒さん

そんな中で出会ったのは、彼が所属する大学のサークルOBで、就活を知り尽くした“大先輩”。的確なアドバイスを受け、12浪という過去に向き合いながら、少しずつ自分を見つめ直していきます。まさにゼロからの闘いが始まったのですが…。

YouTube『フジテレビドキュメンタリー』では、2025年11月の放送をオリジナルカット版として配信中です。12浪という過去に向き合いながら、少しずつ自分を見つめ直していく石黒さんの闘いは…。

『ザ・ノンフィクションの大みそか2025~放送30周年スペシャル~』

12月31日(水)13時50分~『ザ・ノンフィクションの大みそか2025~放送30周年スペシャル~』が放送されます。

『ザ・ノンフィクション』30年、1200回超の放送を振り返り、ドキュメンタリーを愛してやまない東野幸治さんと設楽統さん、番組の「語り」を担当した大島優子さん、きゃりーぱみゅぱみゅさん、吉岡里帆さんらと「ザ・ノンフィクション」を語り尽くす4時間。

人々の記憶に残る人物たちもスタジオに登場。今回新たに、名作の舞台裏と主人公たちの「その後」の物語もお届けします。

『ザ・ノンフィクションの大みそか2025~放送30周年スペシャル~』

放送日時:12月31日(水)13時50分~

語る人:東野幸治、設楽統

ゲスト:大島優子、きゃりーぱみゅぱみゅ、吉岡里帆

特別ゲスト:植草美幸(婚活アドバイザー)、ガッポリ建設(小堀敏夫・室田稔)、シュラフ石田、武居由樹(ボクシング・前世界王者)、星愛美(日本最高齢のストリッパー)
※五十音順、敬称略

語り:吉岡里帆

総合演出・チーフプロデューサー:西村陽次郎

演出・プロデューサー:京田宣良

制作協力:バンエイト

制作著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/thenonfx/

フジテレビドキュメンタリー:https://www.youtube.com/@fuji_doc