飯島直子さんが、年齢を重ねて感じた意識の変化と恋愛観を明かしました。
“50代あるある”をコミカルに描くFODオリジナルドラマ『こないだおばさんって言われたよ』(FODで独占配信中)では、同世代の主人公をはつらつと演じる飯島さん。SNSで投稿する飾らない姿も大きな話題を集めています。
57歳を目前に、「今はすごく楽チン」と笑顔を見せる飯島さんに、仕事への向き合い方の変化、人付き合いのコツ、恋愛観について聞きました。
飯島直子「40代後半から50代にかけて、どんどん鎧が剥がれていった」
――年齢を重ねる中で仕事に対する向き合い方には変化はありましたか?
20代、30代というのは、見栄も張るし、肩肘も張っているし、鎧(よろい)の中でガチガチになっていた部分がありました。それが40代後半から50代にかけて、どんどん剥がれていったというか、「こんなもの必要なかったな」と、その鎧を1枚ずつ下ろせていけているので、今はすごく楽チンです。
――若いころよりも気力や体力が落ちてくることもあるかと思います。そういった同世代へのアドバイスがあればお願いします。
気力体力がなくなるのは当たり前じゃないですか(笑)。ずっと元気でいることって難しいので、あまり自分に逆らわないことが大切かなと。ただ、体力はつけといたほうがいいなとはすごく思います。
気力に関しては、自分の気持ちが乗らないことはやらないほうがいいと思います。好きなことだけをすればいいという意味ではありませんが、この年齢になったら、物事の良し悪しも大体分かるじゃないですか。とにかく自分を一番に考えて生きていってもらいたいです。
私には子どもがいませんが、子どもは子どもで自分のことで精一杯。私も大人になってみて思うのは、親のことは心配だけれど、やっぱり自分のことを考えて生きていくことが大事。自分を一番に考えて生きていけたら、すごく幸せな人生だと思います。
――人生を充実させていくために、日々心がけていることはありますか?
感謝の気持ちと、「とりあえず口角を上げておこう」ということ。よく「人は自分を写す鏡だ」と言いますよね。こちらがムッとした顔をしていたら、相手も「何、この人」って顔をする。でも私が笑ったら、相手も「あ、どうも」って笑顔になると思っています。
大人なのに自分の機嫌が取れていない人って嫌じゃないですか。だから、できるだけ自分の感情が乱れないように気をつけています。ポジティブとはちょっと違うんですけれども、なるべく笑顔でいられるように。
――20代や30代の頃の自分に、何か言ってあげたいことがあったら教えてください。
ありますよ、「バカだな」って(笑)。でも、そんな経験がなかったら、きっと今頃こうは思わなかったかもしれない。痛い目にもあって学んだこともあるでしょうから、一つも無駄な経験はなかったなと思っています。
――恋愛観にも変化は感じますか?
きっとここからまた変わっていくと思います。私はいま57歳ですが、60歳になって知り合った人と、20代、30代のときと同じような心持ちで接するかといったら違うはずです。相手に求めるものも変わるだろうし、相手が私に求めることも違うと思うので。その時々で、これまでお会いしたことないような人とお付き合いしたりするのかもしれないですね。
20代、30代の頃を明るく振り返ってくれた飯島さん。インタビュー後半では、飯島さんの人付き合いのコツについて聞きました。
