ガッポリ建設・小堀敏夫さんが、吉岡里帆さんらと対面した感動や、収録中に仲違いした相方・室田稔さんへの思いを明かしました。
12月31日（水）13時50分〜約4時間にわたり放送される特別番組『ザ・ノンフィクションの大みそか2025 放送30周年スペシャル』。
これまでの『ザ・ノンフィクション』全1200回超の放送の中から、記憶に残る“物語の主人公たち”が続々集結。ドキュメンタリーを愛する東野幸治さんと設楽統さん、そして番組ゆかりのスペシャルゲストたちと一緒に、名作の舞台裏と主人公たちの“その後の人生”を語り尽くします。
根強い人気を誇る『クズ芸人シリーズ』からは、ガッポリ建設が登場。2人が挑んだ『キングオブコント2025』挑戦の舞台裏を初公開するほか、2人の近況や本音に迫りますが…。小堀さんのある告白を受けて、室田さんがスタジオを飛び出してしまう予想外の事態が発生。
一同騒然となる収録を終えた小堀さんに、事の真相や出演の手応え、コンビ継続への思いなど、たっぷり聞きました。
ガッポリ建設・小堀敏夫 東野幸治＆設楽統との再会に「感慨深い」
――東野さんとはバラエティ番組『あらびき団』（TBS）で、設楽さんとは渋谷のライブハウス「La.mama」で、かつて共演経験があります。再会の感想を聞かせてください。
なんか感慨深いものがあったよね。俺は、7〜8年くらい前は落ちるところまで落ちて、東野さんたちを「別世界の人だ」みたいな目で見ていたから、こうやって横に並べる日が来るなんて思わなかった。
俺、昔バナナマンに対して威嚇（いかく）するような感じで態度悪かったんだけど、今日の設楽くんは優しかったね。きっと、昔の俺を忘れてるか、許してくれたか。東野さんとは俺、同い年なんだよ。世が世だったら、同じクラスで“お笑いの覇権”を争っていたかもしれないね。
――収録の手応えはいかがですか？
今日は結構自信があるっていうか、面白くできていたと思うんですよ。良かったでしょ？東野さんと設楽くんが、俺の言葉を拾ってくれたり、ツッコんでくれたりして嬉しかったね。“笑いのキャッチボール”は結構できたと思う。
俺も、いつもはワーッて何発も（お笑いの勢いで）飛び込んで、鍵をこじ開けるんだけど、今日はそういう番組じゃないから、途中でやめた。さすがに空気読んだよ。ドキュメンタリー番組の仕事って今回が初めてかもしれないから、勉強になったね。今日は出られて本当に嬉しかった。
――途中で室田さんが退場するハプニングもありました。
そう、見ての通り、あいつ（室田さん）がね。なんか変な空気になっちゃって…申し訳ないなと思っているけど、あの場では言えなかった。
だからここで言わせてもらうけど、この2年間ぐらい、確かにあいつには世話になった。でも俺、あいつから借りた金を使っちゃったことが2〜3回あって。あとで揉めるのが嫌だから今のうちにと思って、さっきの収録で初めて「（借りたお金を使って）パチンコで負けちゃったよ」って言ったら（室田さんが怒ってスタジオをあとにした）。そりゃ、俺が悪いよ。今回は言い訳しない。俺が100悪いと思う。
――室田さんの行動は、小堀さんも予想外でしたか？
俺ら、こういうのをネタとしてやるコンビだって見られているけど、今回は本当にネタじゃない。ただ、収録前に楽屋で俺が「（室田さんは）俺のバーターだ」って冗談で言ったんだけど、それにちょっと怒っていたかも。
