岡崎紗絵さんが、『ザ・ノンフィクション「きょうも崖っぷち〜歌舞伎町 駆け込み寺の危機〜」』 (12月21日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。
長年にわたり、大都会の真ん中で居場所を失った人々を救ってきた「日本駆け込み寺」。スタッフの突然の逮捕で、補助金が打ち切られ…崖っぷちの危機の中で再建を託された、26歳の女性の姿を追います。
ナレーション収録後、岡崎さんにインタビュー。大きな覚悟を持って奮闘する女性や、時代の流れに直面する駆け込み寺を見て感じたこと、岡崎さん自身が2025年を振り返って思うことなどを聞きました。
補助金打ち切りで綱渡りの日々…「日本駆け込み寺」存続に奮闘する26歳
「Z世代の悩みはZ世代が解決する」と掲げたのに…自らはきょうも“崖っぷち”に立たされています。
世界有数の歓楽街、新宿・歌舞伎町にある「日本駆け込み寺」は、23年にわたって、DV、ストーカー、金銭トラブル、命を絶つことを考える人など、行き場を失い、居場所のない人々を支えてきました。
しかし、2025年5月、事務局長が薬物所持で逮捕されると東京都からの補助金や支援者からの寄付金が突然、打ち切られることに…。
危機的状況の中、再建を託されたのが26歳の新代表・清水葵さん。自らも複雑な事情を抱え、いじめに苦しんだ過去を持つ彼女は、ボランティアや被災地支援を通じ「安心して助けを求められる居場所を作りたい」という強い思いを抱いてきました。
しかし現実は厳しく、家賃の支払いは常にギリギリで綱渡りの金策に奔走する毎日。それでも8月に活動を再開。行き場のない若者に休憩の場を提供し、歌舞伎町の夜回りも始めました。
そんな中、18歳でホストにのめり込んだ女性が頻繁に訪れるように。彼女にとって駆け込み寺は「居心地が良い場所」だといいます。やがて彼女は清水さんを手伝う側に回り、支援の輪は少しずつ広がっていき…。
駆け込み寺を守りたい。清水さんは存続のためイベントや街頭募金を企画し、さらに24時間相談できる“居場所”を作ろうとするのですが…。
駆け込み寺の復活に全てをかけた26歳の奮闘を見つめました。
