今回はコメディ・ハートウォーミング・グルメ・ハード・リアル・ミステリー・ファンタジックなドラマ!!!
ということを踏まえての第10話。
いつもは、さまざまなところにネタや仕掛けが満載だった今作の中で、唯一いじられていなかった、聖域とも呼べる“思い出の料理”にメスが入ります。
まず、最初のお客さまである、かつての大ヒットロックスター(モト冬樹)が、元バンドメンバー(相島一之)に会いたいという、一見すると何の変哲もなさそうなエピソードなのに(おい!)、しっかりホロリ、そして“思い出の料理”でニヤリ…させた次の瞬間、先の「④ベルサイユで働く人々」において、一人だけ“ただただいろんな料理を作れるだけの英さん”と流された、そんな英さんの、超ハードエピソードへ移行していきます。
大けがを負わせた元ボクサー・不倫体質・ギャンブル依存・スパイ・闇バイト…とこれまでの従業員たちも、それはそれはとてつもない“ワケアリ”だったわけですが、今回の英さんは、その比ではない、年月のかかりかたと苦難…。
で、そのなかで、なぜ英さんが各国の料理を作ることができるのかが明かされ、そして魔法のワイン最大の効能である“真実”でもって、まさかまさかの謎解きミステリーへと誘われてしまう(前回の“真実に出会える”白ワインは、ある意味で伏線だった)という、今回はコメディ・ハートウォーミング・グルメ・ハード・リアル・ミステリー・ファンタジックなドラマ!!!
うん、今回も欲張り過ぎ!!だけど、これが最高!!そして、最後の最後に、今作を一人で一生懸命“考察”し続けてきた僕をあざ笑うかのような、ある“種明かし”が!?乞うご期待!!
