向井理さんが、ドラマ『ヤンドク!』終盤の見どころを語りました。
月9ドラマ『ヤンドク!』は、ヤンキーとして荒れていた主人公・田上湖音波(たがみ・ことは/橋本環奈)が、親友の事故死をきっかけに猛勉強を経て脳神経外科医となり、医療現場に新風を吹き込んでいく痛快医療エンターテインメント作品。
毎週、放送中のSNSは、湖音波の破天荒な言動に一喜一憂したり、湖音波の「たぁけ(愚か者という意味の岐阜弁)」がいつ放たれるのか心待ちにして「#たぁけきた」をつけたつぶやきが投稿されたり、盛り上がりを見せています。
本作で湖音波の命の恩人であり、湖音波を都立お台場湾岸医療センターに呼び寄せた脳神経外科部長・中田啓介を演じる向井さんにインタビュー。中田を演じる際に意識していること、現場の雰囲気、橋本さんの印象、印象に残っているシーンについて聞きました。
向井理 さまざまな顔を見せる中田は「過去と現在で別の人という認識で演じています」
──撮影は終盤とのことですが、現場の雰囲気はいかがですか?
脳神経外科チームのことで言うと、最初は湖音波と大友先生(音尾琢真)が対立することがありましたが、話が進むにつれてだんだんとチームプレーになってきています。現場も同じで、今はみんなが同じ方向を向いている感じがしますね。
ただ、大谷(亮平)さんが演じる鷹山事務局長は、ちょっと立場が違うので、なかなか同じ方向は向けませんが…でも、僕は事務局長が「お金がないから削減を」と言うのも正しいと思っていて。
もちろん湖音波たちの「救える命は全部救いたい」という意見もわかるので難しいですよね。大谷さんも「あまり悪役に見えるようにはなりたくない」とおっしゃっていました。
──中田は、医師としての姿のほか、湖音波を事故から救ったシーンや離れて暮らす娘との面会シーンなどさまざまな表情を見せています。演じる際に大切にしていたことは何ですか?
過去パートは本当に数シーンしかなかったですが、あそこが本来の中田なんだろうなという思いで取り組んでいました。湖音波が「なんでそんなに変わったんですか!?」と噛みついてきますが、そこにはちゃんとした理由があって。現代のパートでは、過去とは完全に切り離して、別の人という認識で演じています。
お芝居としては、台本を読んだ際に感じたまま演じているので、スタッフさんとの間で「こうしよう」「こうしてほしい」というディスカッションはあまりしていませんね。台本の印象のままですから、「冷たい人」と思われてもいいかなと思っています。
主人公・湖音波(橋本環奈)の恩師でかつては熱を持って仕事に取り組んでいた中田ですが、「現代では過去と完全に切り離して演じている」と話す向井さん。
その中田を演じる際に、細かい動きなどで意識していることを聞くと「無意識に…」と明かしてくれました。

