首相就任5日後には外交デビューを果たし、その後もトランプ大統領や李在明大統領との首脳会談に臨むなど、連日、大忙しの高市早苗首相。
 
そんな中、SNSを中心に広がっているのが…、高市氏と“おそろい”を求める、通称“サナ活”です。
 
中でも 注目度が高いのが、官邸に入る際にいつも持っている黒のトートバッグ。
 
“サナ活”を楽しむ人々の間では、「サナエバッグ」と呼ばれるこのトート。
長野県御代田町のバッグメーカー「濱野皮革工藝」の職人が、ひとつひとつ手作りし、牛革100%ながら700gと軽く、ビジネスシーンで活用する人が多いといいます。
 
創業145年の老舗メーカーで皇室御用達のバッグも製造している、濱野皮革工藝。
“サナ活”の反響について聞いてみると…。
 
濱野皮革工藝 小林孝典さん:
現在1日で1カ月分の生産量が完売になってしまう状況でして、受注数で言うと(通常の)約80倍ぐらい。
作りが非常に難しくて、1日に作れる本数がどうしても限られてしまうので。この状況でクオリティを落としてはいけないので、いつも通り、一本一本大事に作っていきたいなと思っております。
 
問い合わせが殺到し、現在では出荷が2026年5月末以降と半年待ちの状態だといいます。
文房具も売り上げ倍増!「政治を知るきっかけに」
もう1つ“サナ活”で注目されているのが、高市氏が就任会見で使っていた「ピンクのボールペン」です。
 
日本の文房具製造会社である三菱鉛筆によると、三菱鉛筆の「ジェットストリーム 多機能ペン」ライトピンクではないかといいます。
 
文房具を取り扱う銀座ロフトでは、こちらも問い合わせが殺到。
 
ロフト広報 髙橋ひとみさん:
直近1週間の売上でお伝えしますと、ピンク色のジェットストリームの多色ボールペンが、前週に対して1.9倍の売り上げになっております。
 同じく黒色も売り上げを伸ばしておりまして、1.5倍弱ぐらいの売り上げでございます。
SNSを中心に広がりを見せる“サナ活”。若い世代は盛り上がりをどのように見ているのでしょうか?
 
20代:
そういうファッション的な意味でも、政治に関心を持つ1つの要因になったら、もっと若者も政治に興味が出るんじゃないかなって思います。
10代:
国産を持ってるっていうので、私もなんか大人になったらそういう上品な感じになりたいなって思いました。
(『サン!シャイン』 2025年10月31日放送より)

 
       
       
           
           
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
      