凜としたたたずまいの将軍姿から…。
陽気なサンバまで、幅広い分野で活躍し世代を問わず愛され支持される時代劇俳優の松平健さん(72)。芸能生活51年を迎え、ますます活躍の場を広げています。
ヒット曲である『マツケンサンバⅡ』は、発売から20年たった今でも幅広い世代を魅了し、2025年も“マツケン旋風”を巻き起こしました。
各地で行われている『マツケンサンバコンサート』は常に完売、毎回会場は熱気に包まれています。 “上様”時代からのファンもいれば、中には祖母の影響でファンになったという若い女性の姿も…。
祖母がきっかけでファンになった20代女性:
もう衣装も素敵ですし、何よりこう生歌がとても迫力があって、とても感動しました。
唯一無二の歌声だなって思ったのと、そのダンススキルも、もうおいくつなんだろうって思ってしまうくらいキレキレで。ああ、やっぱり“芸に生きる人”なんだなって思って。
コンサートだけでなく、サンリオのハローキティとのコラボやポップアップショップも大盛況。
4月に西武園ゆうえんちで行われた「ゴールデン・マツケン祭(サンバ)」には、約1500人が集まり、サンバのリズムに身を委ねました。
単独インタビュー マツケンサンバの秘密
12月12日には上野東照宮で行われた、「黒豆奉納式」に出席した松平健さん。
今年一年を一文字で振り返ると?という質問に、「“輝”ですね、多くの方に光を運べたかなという。明るい笑顔をたくさんいただきましたので」と答えました。
サンバのリズムに乗って“光り輝いた”2025年。
そんな松平さんに、同じく“光り輝く”『サン!シャイン』の単独インタビューが実現!“マツケン”の魅力と松平さんの“人知れない努力”に迫りました。
――マツケンサンバは、なぜここまで長く広い世代に愛され続けているのでしょうか?
松平健:
びっくりしましたね。いわゆる“クエスチョン”ですね。だから、なんでかなと思いましたけど。
やっぱり平成でお子さんで踊っていた方たちが、令和で大人になって、また懐かしいというのもありますでしょうし。また、令和の小さいお子さんが、幼稚園とか小学校で「サンバ」を使ってくれたりして。
だからすごく息の長い歌だなと。とにかく皆さんが笑顔になってくれるんで、そういったものをずっと続けていければと良いなと思います。
――サンバを踊り続けるために大切にしていることはありますか?
とにかく70過ぎてからは、健康が第一なんで「健康第一」ということで。
やっぱり、ずっと続けてられるっていうのが、ウォーキングですね。もう何十年…それこそ昭和から続けていますね。
ファンの“笑顔”のために、体のケアと日々の鍛錬を欠かさないと話す松平さん。
以前取材した際には、80歳までマツケンサンバを踊りたいと話していましたが…。
松平健:
健康であって、皆さんにいろいろ、歌でも芝居でも、見ていただけて、喜んでいただければと。できる限りこれは続けていければと思います。
“生涯現役”を目指して、これからもマツケンは多くの人に笑顔を届けます。
(『サン!シャイン』 2025年12月26日放送より)
