パーティのため、奈央と志保はアルバイトのシフトを調整。自分の会社が凛の好きなキャラクターとコラボしていることに気づいた渉は、グッズの手配に奔走する。
そんななか、渉はまたしても会長(角野卓造)と遭遇し、ランチを共に。会長は離婚の進捗を尋ねると、自分も妻に生前「離婚したい」と言われていたことを打ち明ける。
さらに主婦業の退職金を請求され、会長は驚きつつも要求を受け入れることにしたが、その直後に病気が見つかってしまい、結局離婚してやれなかったという。
永島家をにぎやかに出迎える渉(北村有起哉)とあん(仲間由紀恵)たち
パーティ当日。順もやってきて、永島家では一同総出で準備が進んでいた。
奈央と志保に挨拶した順は、ゆずが企画している映画について2人に話をする。ゆずは奈央と志保を撮影して映画にしようとしていたのだ。しかし、そのことをまだ2人には話しておらず、先に順から話を出されてしまいゆずは頭を抱える。
ゆずが改めてオファーをすると、2人は驚きつつも快諾。ゆずは喜び、順はホッとする。
慎一、さとこ、凛、真がたそがれステイツに到着。クラッカーを鳴らしてにぎやかに出迎える一同。
 
順は消防車が好きな真に、おもちゃや子ども用の消防服を用意していた。渉は会社で手に入れたキャラクターのグッズを凛にプレゼント。笑顔の子どもたちを見て、さとこはあんに心から感謝する。
 
しかし消防服を着た真は「ママに見せたい」とぐずり出してしまう。その時、凛が「この子にはまだ、お母さんが死んだということの意味が分からないんです」と頭を下げる。その姿に心を痛める一同…。
 
さとこは2人を寝かしつけ、凛をあんまり早く大人にしないことが自分の仕事だと語る。みんなに感謝を伝えるさとこに対して、慎一はずっと気落ちしていた。これまで子どもや孫と向き合ってこなかった慎一は、どう接すればいいのかわからず怖いのだという。
 
重い空気が流れるなか、突然渉のしゃっくりが部屋に響く。なんとか止めようとするが一向に止まらないしゃっくりに、次第に笑い出す一同。こうして、パーティの夜は更けていくのだった。

 
       
       
           
           
           
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
       
        
      