──劇中、湊と美海は音楽で関係を深め、常に音楽がそばにあります。2人にとっての音楽のように、上白石さんのずっとそばにあるものは何ですか?

私も音楽かもしれません。高校時代にCDの貸し借りをして深まった絆もありますし、今でも現場に向かう途中や帰り道に音楽を聴いて力を得ていることもあるので。

たぶん、音楽のありがたみを感じなかった日は1日もなくて。たくさん勇気をもらっていますし、大切な存在です。

音楽大好きな上白石萌歌が元気になりたいとき、リラックスするときに聴く曲は?

──上白石さんが、今、元気になりたいときに聴く曲は?

選挙の投票に行った帰り道に、モーニング娘。さんの『ザ☆ピース!』を改めて聴いたのですが、元気が出ました。

やっぱりあの時代の楽曲はバイタリティ溢れる感じがいいですよね。H Jungle with tの『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~』とか、最近またはやっていますが、よく聴いて元気をもらっています。

──リラックスするときに聴く曲はありますか?

ホラー映画のサントラですね。意外とホラー映画のサントラって、厳かな雰囲気の曲が多くてリラックスできるんですよ(笑)。

特に『シャイニング』が好きです。エンドロールの曲がすごくカッコいいので家にいるときに流していますし、「今日はちょっと大変なシーンだな」という日は現場に向かうときにオープニングテーマを聴いています。

──恋をしたときに聴く曲はいかがですか?

最近、10代の頃に聴いていた曲を思い出して聴くことがあるのですが、YUIさんとかGReeeeNさん(現GRe4N BOYZ)の曲を聴くと「あの時恋してたな」と思い出しました。やっぱりそれぞれの世代にキュンとくる名曲ってあるんですよね。

──頻繁に懐かしい曲を聴きなおすことがあるんですね。

はい。最近で言うと、SMAPさんのCDも買いました。今ではサブスクを解禁するアーティストさんも多いですが、SMAPさんの楽曲は解禁されていなくて。改めて聴きたいなと思い、ベストを手に入れたんです。

やっぱり『らいおんハート』は名曲だなぁと改めて思いました。各時代の先頭を走っていたアーティストの皆さんの楽曲って、本当に素晴らしいなと実感する日々です。

──では、映画『366日』の公開を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

ラブストーリーではありますが、恋愛や家族愛を含めていろいろな愛がこの作品には詰まっています。

人が人を思うなかで生まれる痛みや幸せが描かれていますので、この映画を見て胸を痛めたり、幸せな気持ちになったりしてもらえたらと思います。

撮影:山越隼