向井理さんが主演する『パリピ孔明 THE MOVIE』のキックオフパーティが、2025年2月22日に開催。ファンからのドラマ“推しシーン”が発表され、キャストが当時の裏話を語りました。

向井理、上白石萌歌らが“再会”ドラマの推しシーンを語る

会場に集まったファンの熱気が高まるなか、“諸葛巾”と呼ばれる頭巾と鮮やかな着物の唯一無二の劇中衣装を身にまとった諸葛孔明役の向井さんが登場。「皆様、こんばんは。私、姓は諸葛、名は亮、字を孔明と申します」とお馴染みの挨拶で会場を一気に盛り上げます。

向井さん、上白石萌歌さん、宮世琉弥さん、関口メンディーさん、石崎ひゅーいさん、ELLYさん、ディーン・フジオカさんによるトークパート第一弾では、SNSで事前に募集されたドラマの”推しシーン”が発表に。

1つ目に選ばれたのは「華麗すぎる孔明のバーテンダー」のシーン。実は昔、向井さん自身もバーテンダーをしていた経験を持つようで「オンエアでカットは割っていますが、最初から最後まで止めることなく本物のお酒で撮影したんです。撮影の最後にオリジナルのお酒も作ったよね」と回顧。

上白石さんも「とっても美味しかった!所作も美しかったです!」と当時を振り返りました。

「劉備が孔明を尋ねるシーン」について、ディーンさんは「向井さんの中国語も自然でしたね。孔明との関係が始まる特別なシーンなので、思い入れが深いです」と撮影の思い出を。

さらに、孔明の「お経ラップ」も”推しシーン”に選ばれ、KABE太人役の宮世さんは「実はこれ、クランクインした初日の撮影で、台本では正直イメージが湧いていなかったのですが、向井さんがスラっとこなしていて凄かったです」と先輩から受けた衝撃を語りました。

キャストの思い出深いシーンの話題では、ロックバンド イースト・サウスのギタリスト・東山役の石崎さんが「最終回のフェスのシーンでは、本当のフェスの時間を借りて撮影したんです。フェス自体も盛り上がっていたので、みんなで気合いを入れてステージに向かったのを覚えています。EIKOちゃんとKABE太人の後ろ姿が素敵でしたね」と。

ヒップホップ界のカリスマ・赤兎馬カンフー役のELLYさんは「パリピメンバーの皆さんと久しぶりに会えてうれしいですが、メンディーとも久しぶりに会ったんです(笑)。元気そうでうれしいです。この前、前園ケイジが夢に出てきました(笑)」と、関口さん演じるキャラクターが強く印象に残っていることを告白。

そんな歌って踊れるスーパーアーティスト・前園ケイジ役の関口さんは、自身の演じるキャラクターについて「とにかく自分が大好きすぎる、憎めないキャラクターなんです。演じるのに苦戦しなかったので、自分もケイジっぽいのかもしれません(笑)」と笑います。

そして向井さんも「歩道橋の上でEIKOと話し合うシーンは2人の関係性が見えてくる好きなシーンです。1カットの撮影だったので緊張感もありましたが、上白石さんと”乗り越えよう”って2人で話したのを覚えています」と思い出深いシーンを告白。

上白石さんも「感情的に難しかったところもありますが、最初から向井さんは軍師として私を引っ張ってくれました」と深い絆を語りました。

『パリピ孔明』は、中国、三国時代の天才軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す1人のアマチュアシンガー・月見英子(つきみ・えいこ)の歌声に惚れ込み、魔法のような計略を考えては、立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

キックオフパーティでは、上白石さんが演じるEIKOをはじめ、劇中に登場するアーティストが、『パリピ孔明』オリジナルの楽曲などを披露しました。