「共感」と「たのしかった」感情を褒めること

その代わりにしているのは、とにかく共感。
息子から「たのしくない、行きたくない」など、緊張からそういう言葉が出ているときは、「そうやんな、まだ最初やもん。ドキドキするよね、わかるわかるそらそうや。」と。
しまいには、「いやだなぁって思うことはせんときせんとき。たのしいなって思えることだけしといたらいいよ」と。笑
ほかにも、「学校の中で迷子になりそう」という不安には、「いやあれはなるわ!ママ絶対なる!笑」と、共感しつつ笑い飛ばし、「あの先生やだなぁ」という気持ちには、「そっかぁ〜そらすきな先生もおればそう思う先生もおるわなぁ。ママもめっちゃいやな先生おったわ!笑」と、そんな話もしてみたり。

それに加えてたいせつにしているのが、どんなちいさな「たのしかった」も見逃さないこと!
息子と話す中で、一瞬でも「まぁ休み時間はたのしかったけどさ〜」のような、さらっと出てくる「たのしかった」感情を、全力でキャッチして褒めています。
「まだまだドキドキしてるのに、嫌だ〜思ってるのに、たのしい瞬間を自分で見つけられたんや!すごいことや!」と。

そんな数日を過ごしていると、気づいたころには堂々と手を振り出発し、「たのしかった!」と帰ってきてくれるようになりました。
このときの安心ったら!
というわけで、これがわたしたちの新生活の過ごし方ですが、でも新生活だけじゃなく、息子の感情や喜怒哀楽はいつだって否定せず、時にはいっしょに愚痴も言いながら、まるっと受け止めてあげられる存在でいたいなと改めて思いました。