この週末も投打に躍動した大谷翔平選手。
日本時間の7月13日は復帰後最長の3回を投げ無失点。オールスター前最後の登板を最高の内容で終え、チームの勝利にも貢献しました。
さらに、12日の試合では打者として…。
実況:
大谷がやってくれた!美しい放物線を描いて2-1とドジャースが逆転します!
大谷のスプラッシュヒット!

飛び出したのは、ジャイアンツの本拠地・オラクルパークでしか見られない場外ホームラン。
これは通称“スプラッシュヒット”と呼ばれ、日本人選手としては初の快挙です。

そんな特別な記念球を取ろうと、この日も多くのファンがカヤックなどを使い、海で待ち構えていました。
貴重な記念球をゲットした人物を『サン!シャイン』は独自取材。
“スプラッシュヒット”キャッチの人物を取材
幸運にも大谷選手の初“スプラッシュヒット”をゲットしたのは郵便配達員のブラッド・レナーさん(34)。

ブラッド・レナーさん:
飛び込んだとき、一瞬意識が飛んだんだ。自分が取れたことに衝撃を受けたよ。
あんなことが現実に起きるなんてまるで夢のようだ!
――ボールを見せてくれますか?
いいよ。ちょっと待ってて!これだ!

大事そうに保存袋に入れてあるのは、正真正銘、大谷選手の貴重な“スプラッシュヒット”のボール。
袋には「Shohei Ohtani」「Splash Hit」の文字が書かれています。

――なぜ保存袋に入れているんですか?
ブラッド・レナーさん:
ボールをいい状態に保つためさ。
そう言いながら、丁寧に袋からボールを出してくれたブラッドさん。
ボールをとるコツを聞いてみると、「普段から大谷など大物選手の試合を見てどこに打つかを把握している」とのこと。
では、貴重なボールの今後の行方は?

ブラッド・レナーさん:
潮の匂いがするね…
何人かのドジャースファンが「100ドルで売ってほしい」と言ってきてる。
本当の価値がいくらなのか、誰にもわからないよ。

「今のところ売ることは考えていない。今この瞬間を楽しんであとで考える」と話していました。
スプラッシュヒット名人
打球が直接マッコビー湾に到達する“スプラッシュヒット”。
それを狙う人の中には、これまでに合計57球獲得(755試合観戦)した名人も!

それが、デーブ・エドランドさん(69)。カヤックレースで全米チャンピオンに輝いたことがある驚きの経歴の持ち主。乗っているカヤックはオリンピックの金メダリストが設計したものだといいます。

海で“スプラッシュヒット”を待ち構える熱烈なファンたち。実は、球場にも変化が起きています。
2022年はラジオ中継を聞きながら待機していましたが…
2024年にはモニターが設置され、試合を見ながら待機できるようになったということです。
(『サン!シャイン』2025年7月14日放送より)