「尿もれ」や子宮が体の外に出てしまう「臓器脱」は予防できる?

「アフター更年期」の症状として、子宮を支え排尿のコントロールも助けている「骨盤底筋」の衰えによって起こる、「尿もれ」や「臓器脱」も挙げられるといいます。

「筋肉量が減っていくのを実感するのは難しいが、一番の目安になるのが『尿もれ』。出産の回数が多いほど骨盤底筋は弱りがちで、放って置くと子宮が重力で体の外に出てきてしまう(=臓器脱)こともある」という高尾先生の説明を聞いた三上アナは、「臓器脱という言葉が衝撃的過ぎて…」と絶句。

臓器脱は手術で治すことができるそうですが、スポーツドクターでもある高尾先生は骨盤底筋を鍛えることができる朝晩1回寝ながらできるトレーニングや、スキマ時間に立ってできるトレーニングも紹介しました。

「4時半くらいに目が覚めてしまい二度寝ができない」という52歳女性のお悩みが紹介されると、高尾先生は「寝る直前まで活動的なことをしていると、深い睡眠に入れずに中途覚醒してしまう。寝る前に明るさを落とすなど、少しずつフェードアウトするようにするとよい」と助言。

「普段穏やかな男性がイライラしているのだが、男性にも更年期はあるのか?」という47歳女性の質問では、高尾先生が「男性もテストステロンが減ると、社会的判断力や前向きになる力が減っていく」と「男性更年期」について解説しました。

松本さんは「ヒロミさんもドキドキしたり不安になることがあるというので、一緒に病院に行ったら、男性更年期というのがあると知って安心したようだった」と、男性も自分の体ときちんと向き合うことが大切だと語りました。

『ノンストップ!』(フジテレビ)2025年5月30日放送より