2025年5月6日、多くの人がカメラを向けたその先に現れたのは…世界的大スター、トム・クルーズ(62)。


映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のジャパンプレミアが東京都庁で行われ、小池百合子都知事や、長年トムの通訳を担当していた戸田奈津子さん、日本語吹き替え声優の森川智之さんも駆けつけました。

集まったファンは約1000人。3時間にわたり写真撮影やサインに応じる“神対応”にファンは熱狂。

ファン「あー!オーマイガー!サンキュー!!」

ファン「ウェルカムトゥトーキョー!」
トム「センキューソーマッチ!センキュー!」
そんなトムを「サン!シャイン」の山本賢太アナウンサーが直撃しました!
トム・クルーズに直撃!

山本賢太アナウンサー:
ハロー。サンキュー。サン!シャイン、ヤマケン。アイム、ヤマケン。サンキュー。よろしくお願いします。
大スターへのインタビューに興奮気味の山本アナ。

山本アナ:
どうやったらこの年齢でも姿を保てるかというのを皆さんにぜひとも教えていただきたいです。
トム・クルーズ:
何と言えばいいのかわからないよ。
僕は一生懸命努力して、週7日働いている。僕は人生のすべてを映画の研究に捧げている。僕は観客を楽しませるために一生懸命努力している。僕はそうすることが大好きなんだ。
困惑するトムに、さらにこんな質問を…。

山本アナ:
僕もIMFに入って、イーサン・ハント、ベンジー、ルーサー、ヤマケンぐらいになりたいんですけど。

トム・クルーズ:
そうだね。イエス。

ここでも“神対応”を見せてくれました。

今回の映画もスタントなしで危険なアクションシーンに挑むなど、62歳を迎えてなお、エンターテインメントの第一線で活躍を続けるトム。その原動力をカメラの前で明かしてくれました。
トム・クルーズ:
人が好きです、本当に好きなんです!自分のエンターテインメントで人を楽しませることが本当に好きなんです!
自分がどれだけ光栄な立場にいるのかを当たり前に思わないようにしています。
トム・クルーズの神対応伝説
MC 谷原章介:
トム・クルーズに実際、生で会ってみてどうでした?

山本アナ:
圧倒されてしまいまして。とても貴重な経験でございました。
目の色が透明感があって、取材していて吸い込まれてしまうような感覚になりました。しゃべっていくうちに恋に落ちてしまうような感覚になって。周りの取材班の人たちも自分がリポーターということを忘れてファンの気持ちになっているような。

SPキャスター カズレーザー:
全員に同じくらい優しいんですか?とんでもない人数じゃないですか。
山本アナ:
1000人いて、1人1人と会話をしながら目を見てサインを書いたり挨拶をしたり。我々取材班にも丁寧に最後まで笑顔で対応してくれました。
トム・クルーズの“神対応”は過去にも。

東日本大震災があった2011年。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の11カ国のプロモーションツアーは映画のロケ地であるドバイよりも先に、世界で最初に日本で開催。
ファンミーティングに福島の被災者を特別招待し、エールを送りました。
さらに、当時完成間近だった、東京スカイツリーを訪れ、
Go Beyond the Impossible
日本の復興というミッションを応援しています。
トム・クルーズ
と、メッセージフラッグで応援も。

2014年、日本のSF小説が原作の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で20回目の来日をした際には、大阪→福岡→東京と1日で日本を横断して、1万人のファンと交流しました。
その際、ダグ・リーマン監督は
「トムは2011年に企画を立ち上げた時から日本でどう上映されるのか、字幕はどうなるかと日本の観客を意識していた。トムは日本に特別な思い入れがあるんだ」
と、トムの日本への思いを明かしています。
ファンへの“神対応”も人々を楽しませたいという思いの現れだというトム。まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。
(『サン!シャイン』2025年5月9日放送より)