大沢たかおさんが、神々を統括する王、“天帝”として降臨する新CMが公開されます。

大沢さんが出演する、KDDI、沖縄セルラーの新プラン「au バリューリンクプラン」の新TVCMは、au三太郎シリーズ最新作。「無敵の父、登場」篇として、8月1日より全国で放映されます。

本CMは、有村架純さん演じるかぐや姫の父である天帝の大沢さんが、月から猛スピードでやってくるというもの。天帝という大物登場に思わず「レベチ、キター!!!」と驚いて大絶叫する三太郎たちとかぐや姫との会話劇が繰り広げられます。

有村架純、大沢たかおの神々しさに「役者としても人としても凄みのある方」

大沢さんが演じる無敵のキャラクター「天帝」が、かぐちゃん(かぐや姫)のお父さんとして月からお迎えに来る設定の本作。満月が輝く薄明りの中、すさまじい風に晒される桃ちゃん(桃太郎)の家を舞台に撮影が始まります。

撮影では、三太郎を演じる桃太郎・松田翔太さん、浦島太郎・桐谷健太さん、金太郎・濱田岳さん、そして有村さんは、久しぶりの再会に喜ぶ様子を見せます。

冒頭の撮影が終わると、ついに「天帝」役の大沢さんが現場に入ります。何枚も重なる金色の煌びやかな着物に、キラキラと光る飾りがついた帽子を身に着けた大沢さんは、まさに「天帝」!その厳かな雰囲気に、現場の空気も引き締まります。

大沢さんが「天帝」の役作りについて「天から召される役は初めてなので」とお茶目な発言をすると、監督やスタッフから思わず笑いが起こりました。大沢さんと親子役となった有村さんとのシーンでは、大沢さんが「かすみちゃん」と優しく声をかける場面も。

撮影後には、有村さんは大沢さんについて「役者としても人としても凄みのある方というのは一目瞭然で、“神々しさ”までも感じました」とコメント。大沢さんは、「有村さんはとても真っ直ぐで、柔らかな芯を持った方で、周りに気を配る様子が印象的だった」と、お互いの印象を語りました。

撮影の最後には、大沢さんと三太郎の3人がお互いを労い、リスペクトを込めて固く握手を交わす様子も見られました。

大沢たかおの撮影現場への差し入れは「印字したどら焼き」

撮影後に行われた三太郎と有村さん、初登場の大沢さんへのインタビューでは、CM撮影の感想や、CMにちなみ“無敵”に関するエピソードや、お土産についてのトークが繰り広げられました。

――「天帝」役で三太郎CMに初出演・共演した感想は?

大沢:ずっと10年間テレビで見てた人たちに会うので結構緊張してたんですけど、現場に来たら本当に演じてる姿のままみんないてくれてすごく嬉しいと思い、久しぶりにすごく緊張しました。昨日全然寝れなかったし、すごくドキドキして現場に来ました。でも、みんなによくしていただいてすごく感謝してます。

やっぱりずっと見ていたんで、まさか自分が出れるとも思っていなかったし、CMの連絡が来ましたって言うんだから、「あれ?太郎まだいたかな」と思いながら、「天から来た天帝です」って言われて。そんなのどうやってやるんだろうと思ったらすごく面白くて。参加させてもらえるなら、新しい体験ができるかなと思いました。

――三太郎メンバーで無敵だなと思う人は誰でしょうか。その理由は?

松田:やっぱり浦ちゃんがすごいですよね。毎回現場で笑かしてくれるし、無敵ですよね(笑)。今日も飛ばしてましたもんね。

桐谷:そうですか?本当にありがたいです。僕からしたらみんな無敵ですよ。暑い中でもこの服でやってる桃ちゃんもすごいですし、寒い中あの服でやってる金ちゃんもすごいですし、かぐちゃんの服もめちゃくちゃ重いのに。

――CMで「天帝」がかぐちゃんにお土産を渡すシーンがありますが、最近誰かにお土産を渡したエピソードがあれば教えて下さい。

桐谷:先ほど、大沢さんから。

大沢:そうですね。今回参加させていただくので、最初はすごく華やかなものにしようと思ったんですが、ちょっと偉そうかなと思って。悩んだ末に、「よろしく お願いします」と印字したどら焼きを 作りまして、皆さんに献上させていただきました。

大沢たかおが撮影現場に差し入れした「どら焼き」

全員:ありがとうございます。

桐谷:おいしかったです。ありますか?なんかお土産。

濱田:僕はこの間、夏クールのドラマだったので暑いからカフェカーを差し入れさせてもらいました。みんなたくさん飲んでくれて。一杯ごとに清算なのですごくドキドキしました。みんないっぱい飲んでくれてうれしいんですけどね。

有村:2 年前に写真集の撮影でタイに行ったんですけど、その時にお土産を買って帰りました。

――ドラマ以来、15年ぶりの共演となる大沢さんと桐谷さん。再共演の感想は?

桐谷:電話では連絡を取らせていただいているんですけど、実際に会ったのはもしかしたら5年ぶりとか。

大沢:お仕事は一緒にはしていないかな。もう15年くらいぶりに仕事してる感じですよね。たまに突然連絡くるんですよね。舞台をやるとか、体を怪我した時のためにどこの病院がいいのか教えて、とか。

桐谷:いろいろアクションもある現場だったので、大沢さんは肉体系なのでいろいろ知っているので聞きたいなと思って。

大沢:僕はその後、舞台に招待されるのを待ってたんですけど、連絡がなくなって悲しかった(笑)でも、嬉しかった。

桐谷:いろいろ教えていただいて。結果病院は使わず。

大沢:使わず。それが一番だと思います。それは良かった。

桐谷:ありがとうございます。次こそはご招待を!

大沢:お願いします。

――無敵のキャラクターである「天帝」ですが、大沢さん自身が、「今の自分は無敵だ!」と思う瞬間はどんな時ですか?

大沢:無敵だと思ってたら意外といろんな敵がいるんだなって気づいたりするんですけど(笑)。若いうちは無敵だったんですけど、だんだん敵だらけになっていって。腰を低く、どこにでも行くって技を覚えました。そういう意味ではつまらない大人になってしまったのかなと思ったりもするんですけど、それを知れたことでいろんな人をもっとリスペクトできるようになったのは事実なので。

なので、無敵のキャラクターっていうのは、もうすごい楽しみで、今日来たんですよね。そんなことなかなかやらせていただくことないんでね、今日はすごい楽しい時間だったんです。