コメの価格が高騰する中、注目されている「パン」。

でもパンだけで食べるのは少し寂しい…そんな人のために、都内各地のアンテナショップで、『サン!シャイン』が探し出した、“本当は教えたくない”地元民オススメの“パンのおとも”西日本編をお伝えします!

【滋賀】ニンニクしっかりおつまみにも

赤こんにゃくやふなずしなど、琵琶湖の恵みに育まれた、独特の食文化を持つ滋賀県。

東京・日本橋「ここ滋賀」の佐藤真紀子さんが教えてくれた「パンのおとも」は…「きくらげ、たっぷりきのこオリーブオイル漬け」

滋賀県内で栽培されたきくらげやきのこを、唐辛子やオリーブオイルに漬け込んだ一品。
元々はパスタやおつまみ用として作られたものですが、パンとの相性も抜群だそうです。

近江八幡市出身 佐藤真紀子さん:
ニンニクが効いています。オリーブオイルとかが合うので、パンにのせて食べていただくと、結構おいしく味わえる。

【高知】隠し味はコーヒー?

続いては、名物・カツオのたたきや、鍋焼きラーメンなど魅力的なご当地グルメがある高知県。

東京・銀座「まるごと高知」。地元では、カツオのたたきの「焼き」を担当していた山口道意さんイチオシは、「宗田節ディップ」

メジカという魚で作る、土佐清水特産の「宗田節」をディップオイルにした一品です。

コクと旨み豊かな宗田節をピリ辛唐辛子とガーリックが効いたおいしさに仕上げ、隠し味には、コクを深めるコーヒー、これがパンに合うといいます。

高知市出身 山口道意さん:
かつお節よりも味が濃い、コクがあるのが宗田節の特徴ですね。
これと一緒にチーズをバケットの上にのせてもらうとタルティーヌみたいにおいしくいただけますね。おいしいき、買いにきいや。

【岡山】県民ならみんな知っている

岡山県からは、県民なら誰しも知っているという「バナナクリーム」がエントリー!

岡山で、半世紀以上も前から愛され続けているご当地パン、「バナナクリームロール」に使われているクリームで、実は材料にバナナは使われていないそうですが…食べてみるとしっかりとした“バナナの味”が口いっぱいに広がります。

「とっとり・おかやま新橋館」 笠岡市出身 篠原暢さん:
意外と味がついていない素朴なパンのほうが、クリームの味が引き立つのでいいかなと思っています。

【熊本】パンと意外な“マリアージュ”

各県で独自の食文化がある九州からは、熊本県。

馬肉やからしれんこんといった名産品がある中、東京・銀座「銀座熊本館」の小田周平さんがチョイスしたのは「とうもろこしふりかけ」です。
有明海で育ったのりと、こがし醤油で香ばしく味付けしたとうもろこしのふりかけ。

八代市出身 小田周平さん:
パンにかけるという発想がないと思うんですけど、パンにかけた後バターを塗っていただくとかなりおいしい。たいへん、うまかけん。みんな食べにきなっせ!

他にもおいしいもの続々

鳥取県からは、鳥取県産の紅ズワイガニのカニ味噌を使用したぜいたくなバーニャカウダ「かにみそバーニャカウダ」が登場!

かにみそのクセを抑えつつ、ニンニクの豊かな香りが広がるまろやかな味わいで、野菜にディップするだけでなく、パンやパスタにもオススメです。

沖縄県の「発酵バタースプレッド大宜味村産シークワーサー」は、沖縄・大宜味村のシークワーサーを黄こうじで発酵させ手作業でバターと混ぜ合わせた商品。

酸味と甘味のバランスが絶妙で素材自体の風味を楽しむことができ、シークワーサーの香りがパンにマッチ。酸味がある中で、発酵によるまろやかさが特徴です。
ご紹介した商品は、アンテナショップの店頭だけでなく、通信販売でもご購入頂けますので各商品のホームページもご確認ください。

(『サン!シャイン』 2025年5月8日放送より)