そして翌朝。なつ美の料理を味わって食べ、出立する瀧昌。
家の前で見送るなつ美に、瀧昌はシャツの袖に付いたトンボ柄のカフスボタンを見せる。なつ美は笑顔で「いってらっしゃいませ」と送り出した。

なつ美(芳根京子)は「花筏の会」に参加!そこである女性と出会う
それから1ヵ月後。なつ美は海軍士官の妻たちが集まる「花筏の会」の準備に追われていた。
活けられた花を倒してしまい、会長・橋本光子(筒井真理子)に小言を言われてしまうなつ美。そこへ1人の女性・芳森芙美子(山本舞香)が現れ、なつ美に助け舟を出してくれる。

会の参加者や流れについて、なつ美にてきぱきと指示をする芙美子。未婚の彼女はタイピストとして働いていた。
凛とした雰囲気の芙美子に憧れの気持ちを抱くなつ美。そしてご婦人方が集まり、「花筏の会」が始まるのだった…。