ある日、上官・柴原邦光(小木茂光)から背広を作るように言われた瀧昌は、なつ美とともに初めてのテーラーへ。

店に入ると、出てきたのは小さな男の子だった。父である店主が戻るまで懸命に接客する少年・ 昭平(湯本晴)に、タジタジになる瀧昌。

それを見たなつ美は、もし男の子が生まれたら…などと想像を膨らませる。

テーラーで背広を仕立てる瀧昌(本田響矢)!一方、なつ美(芳根京子)はこっそりカフスボタンを…

そこへ店主(前原滉)が現れ、勝手に接客していた息子を見て仰天。改めて店主の接客によりスーツを仕立てることになるが、瀧昌もなつ美もどんな生地やデザインが良いのかさっぱり分からない。

瀧昌が昭平に助言を求めると、昭平は張り切って生地や柄を説明する。

瀧昌が採寸している間、なつ美にさまざまなカフスボタンを見せる昭平。なつ美はトンボ柄のボタンはあるのかと尋ねた。トンボは前にしか飛ばないため、武運長久の意味があるという。

採寸を終えた瀧昌は、カフスボタンを眺めるなつ美と昭平を見て微笑んだ。

家に帰り、もし子どもがいたらという話をするうちに2人は恥ずかしくなり…。

瀧昌に内緒でトンボ柄のカフスボタンを買ったものの、なつ美はどう渡せばいいのかわからずにいた。

突然瀧昌が現れ、慌てて日記を書いていると言い、ごまかすなつ美。2人で日記を書くなかで、なつ美は子宝にご利益のある神社に一緒に行きたいと瀧昌にお願いする。

瀧昌から「子どもって初夜と同じことをしてできるものですよ」と聞き、動揺したなつ美はよろけて瀧昌に抱き止められる。

その拍子に、なつ美が懐に何かを入れていることに気づいた瀧昌。指摘されたなつ美はカフスボタンを瀧昌に渡した。