<宮崎吾朗監督 コメント>

「ジブリパーク」を考え始めたときに、当時小学生だった自分の息子を連れて遊びに行ったら、楽しいだろうなと思える場所にしたいと考えていました。それは決して、アトラクションに乗るために行くというテーマパークのような場所ではなくて、どちらかというと公園で遊ぶという感覚です。
「ジブリパーク」へ行ったら「歩き疲れたけど楽しかった」という感想が、僕にとって一番うれしいです。普段、そんなに歩かない人たちを、一日歩かせることができたということなので、それが最大の成功かなと思います。(番組を通じて)「ジブリパーク」が“公園で遊ぶ”という感じで、楽しんでもらえているかということを知ることができたらうれしいです。
タイトルの『また、会えたね!』には、いろんな意味があると思います。昔見た映画の面影が、「ジブリパーク」に行ったらあったということで、「また、会えた」かもしれないし、逆に「ジブリパーク」に行ったあと、ちょっと見てみようと思って映画を観たら、面白かったという意味での「また、会えた」になるのかもしれない。
そういう意味でジブリの映画ともう1回出会うということかもしれない。あるいは、普段自分が気づいていない楽しみ方に出会えたという意味での「また、会えた」かもしれない。「ジブリパーク」は、いろいろな出会いがあるところだと感じてもらいたいです。