“日本のアマルフィ”と称される関西の美しい港町の裏側に迫ります。

8月16日、土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る『ウラマヨ!』が放送されます。

MCは、ブラックマヨネーズ(小杉竜一さん、吉田敬さん)。ゲストに、峯岸みなみさん、♥さゆり(かつみ♥さゆり)さん、タナからイケダ(田邊孟徳さん、池田周平さん)。VTRで、市川(女と男)さんが登場。進行は、高橋真理恵カンテレアナウンサーが務めます。

和歌山の美しい港町に起きた奇跡の物語

今回は、「ひと呼んで〇〇 ついた異名で大ヒットの裏側」と題して、“天下の台所・大阪”など、生活の中で目にする多くの異名にまつわる裏側をのぞき見します。

左から)小杉竜一、吉田敬、高橋真理恵
♥さゆり
タナからイケダ

アマルフィは、イタリア南西部にある都市。約40kmにわたる海岸線は、断崖絶壁に建つ家並みと紺碧(こんぺき)の海とのコントラストで“世界一美しい海岸”と称され、世界遺産に認定されています。

2009年には、織田裕二さん主演映画『アマルフィ 女神の報酬』が公開され、日本でも話題となりました。

現在、“日本のアマルフィ”と呼ばれているのが、和歌山県和歌山市の雑賀崎という港町。

写真を見てみると、確かに海と街の圧巻の対比は本家を思わせるものがあります。それにしても、一体誰が言い始めたのか…と取材を進めたところ、その異名の名づけ親にたどりつきます。

それが、温泉旅館「漁火の宿シーサイド観潮」の代表取締役社長・坂口宗徳さん。「20数年前に家業の温泉旅館に帰ったんですけど、仕事を始めましたら潰れかけていまして。そこで、宣伝チラシをつくるときに、なんかキャッチコピーを考えたいと思ったんですよ」と、異名誕生のきっかけは実家の旅館の危機だったと告白。

「印刷会社のスタッフと、何かないかな~って探してたとき、ちょうど織田裕二さんが出演されている映画を観まして。空の上からのシーンとか何となく似てるかなと。で、『日本のアマルフィ 雑賀崎を望む温泉旅館はうちだけ!』っていうキャッチコピーを作ったんです。そうしたら、それが独り歩きしだして、浸透し始めたんです」と続け、この作戦が見事にハマり、潰れかけていた旅館も息を吹き返したと語ります。

そして、坂口社長本人も想像していなかった出来事として「アマルフィ市長が来たんですよ」と明かすと、スタジオは騒然。

小杉さんが「どういう理由で来たんですか?」と尋ねると、「『日本のアマルフィを見に来た』と。先方に伝わってたんですね。それで和歌山市とも提携しまして、アマルフィ市長も『そっくりや~』言うて(笑)。うちでメシ食っていかれました」と笑顔で振り返ります。

吉田さんが「和歌山市長も一応、握手と土下座のダブルスタンバイで迎えはったでしょうね」と想像すると、小杉さんも「可能性あったよな!本番まで、みんなで『どっちや?』って(笑)。向こうから『おまえ、言い過ぎやろ!』って言われた瞬間、土下座やもんね」と応じ、坂口社長は大笑い。

その後も、雑賀崎にはイタリア総領事館の館長が訪れ、名産のレモンを植樹するなど、坂口社長のヒラメキから思いもよらない形で始まった国際交流は、現在も続いているとのこと。

番組では、“日本のウユニ塩湖”や“日本のナイアガラ”など、海外の有名な絶景に例えられるスポットや、その関西バージョンも紹介するほか、“ピーラー界のスティーブ・ジョブズ”と呼ばれ、千切り用や飾り切り用など、累計販売数が1000万本以上という、ピーラーの可能性を追求し続ける男性が登場。

また、高級車“ロールス・ロイス”に例えられるほどスゴい爪切りやサバ缶、ヘアブラシの知られざる秘密、コスパの良さや取扱商品の多さから“工具界のAmazon”とも呼ばれるネットストア・モノタロウの巨大物流倉庫にバラエティ番組として初潜入。躍進の秘密に迫ります。

『ウラマヨ!』(関西ローカル)は、8月16日(土)13時より、カンテレで放送されます。

最新放送回は、カンテレドーガTVerで無料配信中!

番組ページ:https://www.ktv.jp/uramayo/

公式X:https://twitter.com/ktv_uramayo