「お天道様の下を」父親から言われた大切な言葉
77年の人生で様々なピンチを乗り越えてきた泉ピン子さんに大切にしている言葉を聞くと…
泉ピン子:
「お天道様の下を堂々と歩ける事」です。父親(に言われた言葉)。「お前はお天道さまの下を堂々と歩けるようになっとけよ」って。嘘はつくな。随分小さなときから言われてたよ。
嘘はばれます…嘘をつかないこと。誰かと道で会った時にさ、自分がパッと隠れなきゃなんないようなことをしないことよ。あの人来ちゃったどうしよう、隠れなきゃと思う生き方はしてきてない。誰にでも堂々と会える。
「人にも、自分自身にも嘘をつかない」という考え方は、盟友・西田敏行さんからも影響を受けているそうです。
泉ピン子:
橋田先生と偶然NHKで会ったの。『おしん』やってくれって言うから「やんないです。朝ドラやってもほとんどカットされちゃうから」(って言ったら)「母親だから。絶対カットできないから」と。
その撮影で「子供おろすために冷たい川に入る」と。「2月ですよ、雪降ってますよ山形」って言ったら、西田が「使うんじゃねえぞ、代役を。な、根性見せてやれ、女の、女優の」と。
しょうがないから最上川に入ったら流れが速いし寒いさ…。もう死ぬかと思った、6時間も入ってて。
泉ピン子:
誰だって死ぬじゃない。2年後かもしれないし、今週かもしれないしさ、分かんないよそんなの。だからそう思って生きてんのよ。楽しく。
今後の目標は「ピンピンコロリ」
堂々と、後悔しない生き方をする。
そんなピン子さんが願う、"今後の目標"とは…
泉ピン子:
そうね。ピンピンコロリ。ピンピンしてて、ある日、「亡くなったの?」っていうのがいいな。寝てて好きな映画見て、矢沢永吉の歌聞きながら死んだら本望だわ。
そして、ピン子さんの「推し活」として、大ファンである矢沢永吉さんへの熱い思いも語られました。
泉ピン子:
神です!矢沢様は。私矢沢さんの顔をちゃんと見たことないもん(迷って)しゃべれないと思うのよ。…うーん…顔も見れないと思うの。下向いて。
泉ピン子:
今年は推し活として、最後の願いとして、死ぬほど頑張って(ライブのチケットを)取ってみるっていう。この前北海道のさ、落ちたのよ。仙台も落ちたのよ。チケット。矢沢さんお願いします…。
(『ノンストップ!』 2025年3月14日放送より)