鳥取県立とっとり賀露かにっこ館Xより:
ご教示ください!!
ネットの力もお借りしたいです!これは…なんでしょうか…?
鳥取の水族館がSNSで呼び掛け、一気にネットで話題となったのは…、
大人の人の手よりも大きな白い「ナゾの生物」。まるで、あのエイリアンの頭のようにも見えます。
「めざまし8」は、この投稿をした水族館に話を聞きました。
鳥取県立とっとり賀露かにっこ館 中倉義仁主事:
大中小とあるんですけど、大体大きさが40cm前後ぐらい。重さも約5kgぐらい。触り心地はツルツルすべすべしていて、玉こんにゃくのような…
謎の生物は3体で、鳥取県漁協から水深およそ70mの海でとれたものだと持ち込まれていたことが分かりました。
鳥取の水族館が“その正体を知りたい”とXに投稿した“ナゾの生物”。
投稿されるや否やネット上で話題になったのです。
鳥取県立とっとり賀露かにっこ館 中倉義仁主事:
かにっこ館の職員でも、ちょっと何だろうこれはっていう状況になりました。
「めざまし8」も調査を開始。まずは他の水族館に聞いてみました。
サンシャイン水族館 飼育スタッフ:
ホヤの仲間なのかなって。ちょっとこの種類っていう確定までは難しそうですよね。
実物を見ていないので分からないとしながらも、「ホヤの仲間」ではないかという情報を得ることができました。
「ホヤの仲間」だとするとその名前は?
さらに情報提供がないか、水族館の投稿に寄せられたコメントを見てみると…、そっくりな写真が投稿されているではありませんか!?
2つを見比べてみると、色も形も酷似しています。
その写真をXに載せている人に話を聞くことができました。
広島修道大学人間環境学部 長谷川尚弘助教:
本当に詳しくは解剖しないと分からないんですけれども、写真の様子からは「ボウズボヤ」。
ナゾの生物の正体を教えてくれたのは、広島修道大学人間環境学部・長谷川尚弘助教。長谷川さんによると「ボウズボヤ」という名前のホヤの仲間ではないかというのです。
広島修道大学人間環境学部 長谷川尚弘助教:
4㎝の大きさのものが集まって、手の平ぐらいの大きさの、人の顔ぐらいの大きさの物になるんですね。
そう、標本を持ち上げてインタビューに答えてくれる長谷川さん。実は、人呼んで“ホヤ博士”。
2024年2月、SNSで話題になった「ガイコツパンダホヤ」が新種だと突き止め、海外メディアの取材も受けていた人物だったのです。
今回の謎の生物は、「ボウズボヤ」らしいと水族館側に伝えると…、
めざまし8取材スタッフ:
答えは「ボウズボヤ」というホヤなんだそうです。
鳥取県立とっとり賀露かにっこ館 中倉義仁主事:
知らなかったです。非常に答えが分かってすっきりしたというか。
(ボウズボヤは19日から)かにっこ館で展示予定になってます。
(『めざまし8』 2024年6月19日放送より)
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