人気VTuberのライブイベントですが…。

「いるいる~すばる様~」
「すごい!ハイタッチできる!」
「めちゃめちゃおもしろい」

多くの人がVRゴーグルを装着しながら、誰も居ない空間に話しかけています。

実はこれ、世界初という最先端のバーチャルイベント。
VRゴーグルを装着すると、目の前に現れたVTuberと1対1で会話ができるんです。

最新技術に大興奮

なぜ参加者はここまで興奮しているのでしょうか?

イベント参加者:
普段画面とかでツーショット撮るとかは昔からよくあったんですけど、その場にいるからこそできることとか触れ合えることとか。

これまで画面越しのやりとりはできたのですが、3D空間でリアルタイムでのやりとりができるのが最新技術だといいます。

イベント参加者:
今まで夢だったのが、実際に夢の世界に入ったなと。

この新たなシステムは、4月に開催される大阪・関西万博でも披露されるといいます。

最先端の3D技術を駆使

そこで『めざまし8』のスタッフも体験してみることに…。

取材スタッフ「うぉーすごい!目の前に…」
VTuber  鈴鳴すばる「鈴鳴すばるでーす」
取材スタッフ「本当に目の前にいるみたい」
鈴鳴すばる「前にもいけるよ。後ろにもいけるよ」

レンズの前には等身大のVTuberが!

VRを横からの角度で見てみると、本当にハイタッチしているかのようです。
さらに、こんな動きも…。

鈴鳴すばる「すばるの周りを360度まわることだってできるんだよ」

最先端の3D技術を駆使し、バーチャルの新たな表現を実現しました。

鈴鳴すばる「こうやって目の前で会えるのは本当に貴重で大切な体験だなと思いました」

従来の3Dのバーチャルシステムでは、一度、映像をダウンロードしてから映し出されるのが一般的だといいますが…。

株式会社Mawari ルイス・ラミレス代表:
僕らのシステムはリアルタイムで配信で話して遊んで、ダウンロードなしで全部できます。

私たちの生活を大きく変える可能性も

この最新のバーチャルシステム、近い将来、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めているというのです。

例えば、どんなことができるようになる可能性があるのかというと…

・トラベルコーディネーター
AIキャラが道案内やオススメスポットを一緒に歩きながら教えてくれる。

・医療・介護
実際に薬を見せながら飲み方を教えてくれる。

・音楽ライブ

アーティストのライブを100万人規模の人数が同時に自宅で楽しめる。

・家庭教師

AI教師が1人1人の学力に合わせて勉強を教えてくれる。立体的な教科書で、生物や宇宙なども3Dで学べるように!?

MC 谷原章介:
楽しそうだけど、どんどん人が直接介在するっていうのが遠くなっていくような気がする。それも寂しい…。利便性という意味では幅があるのはいいね。

岸本理沙アナウンサー:
実際にバーチャルでスケート指導なんか、いかがですか?

村上佳菜子氏:
もちろん生の方がいいとは思うんですけど、コロナ禍の時に、海外の先生のレッスンを受けるのがすごく難しかった。みんなオンラインでやってたんですよ。バーチャルの方がリアルに立体的に見えるから、スケジュール的に難しいときはありがたいなと思いますね。

(『めざまし8』 2025年3月24日放送より)