菅田将暉は“天才耳鼻咽喉科医”、松下洸平は“天才眼科医”に？映画『ミステリと言う勿れ』の舞台挨拶でマニアックな妄想さく裂

映画『ミステリと言う勿れ』の初日舞台挨拶が9月15日に行われ、主演の菅田将暉さんらが登場しました。

本作は、天然パーマの大学生・久能整（くのう・ととのう）が、膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで事件の謎が解かれていく、新感覚ミステリー。2022年1月期に連続ドラマ（フジテレビ）が放送され、一大ブームを巻き起こしました。

その続編となる映画では、原作漫画でも人気のエピソード、通称“広島編”を映像化。代々の遺産を巡る争いで死者さえ出るという、いわく付きの名家・狩集家の遺産相続事件に、整が巻き込まれていきます。

イベントには、共演の柴咲コウさん、松下洸平さん、町田啓太さん、原菜乃華さん、萩原利久さん、松山博昭監督も登壇しました。

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イベントでは、「もしまた6人で共演するなら、どんな話＆役柄がいい？」という質問が。

柴咲さんは「推し活にいそしむ6人」と回答し、キャスト陣からは「いいね！ハッピーですね！」との声が。菅田さんは「誰が主演とかではなく、6人の物語がよさそう。そのなかで、好きなものを語り合ってケンカして…」と、想像をふくらませました。

萩原さんは「学園ものをやリましょう！全員同級生」とニコニコ。町田さんの肩を組みながら「『よぉ！』とか『部活ダルいな』とか、やってみたい」と言うと、町田さんも「いいね」と、笑顔を見せました。

菅田さんは「6人で何かしているのが、いいと思う。ロードムービーとか、みんなで店を経営しているとか。かたや、『ラスベガスをぶっつぶせ』的な、みんなで協力して何かを企（たくら）むとか」とコメント。

松下さんが「『オーシャンズ11』みたいな」と言うと、菅田さんは「もっとダサいやつ！」とかぶせ、笑わせました。

そんな松下さんは「医療もの」と挙げました。自身の役柄について、菅田さんが「天才…？」と向けると、松下さんは「天才眼科医」と回答。意表をつく役に、菅田さんは「あんまり聞かないですね」とツッコみました。

松下さんは「それぞれが名医で、（原さん演じる）ひよっこナースが奮闘する」と解説。柴咲さんが「体のことについても学べそうだね」と言うと、菅田さんは「目とか鼻とか…」とポツリ。

すると松下さんは、菅田さんを「天才耳鼻咽喉科医」に指名。マニアックな役柄に、キャストも観客も爆笑しました。

そして、町田さんは「スポーツもの。6人いるから、バレーボールとか」と回答。すると、MCの軽部真一フジテレビアナウンサーは「いいこと言いますね。フジテレビでワールドカップやりますので」と、さらりと宣伝して、笑いを誘いました。

町田さん考案の“バレーボールもの”は、次々とアイデアが飛び出しました。

「暗い過去を持った6人が、バレーでひとつになる」（松下）
「最後に1列に並んで、ヒーローカットを撮る」（町田）
「ライバル校に（永山）瑛太さん」（菅田）

本作で共演している永山さんの名前もあがり、盛り上がりました。

原さんは「学園もので、生徒じゃなくて、職員室での会話劇とかコメディ。みなさん物知りでお話も面白いから。菅田さんは体育の先生、柴咲さんは生物の先生」と提案。

新鮮なアイデアに、松下さんらは「おもしろそう！」と声をそろえ、菅田さんは「しゃべっていて、（先生たちが）全然帰らない職員室」と加え、笑わせました。

製作：フジテレビジョン、小学館、トップコート、東宝FNS27社
Ⓒ田村由美／小学館 Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社