自作のミサンガを司に届けに行った春陽は、太陽が花火師を辞めるつもりでいることを知ってしまう。家に戻った春陽は、母との約束を破った太陽に怒りをぶつけ、絶対に許さないと言い放った。
雨のもとに母・霞美(真飛聖)から連絡が入る。4月の初めに退院できることになったという霞美は、退院したら一緒に暮らさないかと提案するが、するとそこに春陽が訪ねてきたため、雨はまた見舞いに行くとだけ言って電話を切った。
春陽は雨に、太陽からのプロポーズを断ってほしいと頼む。酷いことを言っていると知りながら、自分には朝野煙火工業を守る責任がある、という。「おにいの前から、いなくなってください」。春陽は涙を流しながらそう言って頭を下げた。
太陽は千秋に、自分が跡取りであることも、陽平の期待も、母との約束も分かっているが、それでも雨がいないと意味が無い、と話す。千秋は、そんな太陽に、雨が悲しむと言ったことを撤回し、「心のままに生きなさい」と告げた。
続けて千秋は、「今って何秒間だと思う?」と太陽にも尋ねる。答えられない太陽に、千秋は10秒間だと告げた。それは、打ち上げ花火が夜空で咲いて散るまでの時間なのだという。桜まつりにどういう花火を上げるべきか悩んでいた太陽に、「あなたの人生で一番大切だった10秒間を花火に込めてみたら?」という千秋の言葉が響いた。