松下優也、有澤樟太郎、宮野真守がキャラクターに生命を吹き込む

ジョースター卿(別所哲也さん)とダリオ(コング桑田さん)の運命の出会いから数年後――序盤に登場したディオ役の宮野さんは、父・ダリオへの恨みや自身のおかれた境遇を、悲壮感たっぷりに歌唱。

声優の枠を超え、明るいキャラクターで多彩な活躍を見せる宮野さんが醸し出す“陰”に、胸を絞めつけられるような思いで、早くもステージに釘付けになります。

そんなディオが引きとられたジョースター家で出会うのが、この物語の主人公、“ジョジョ”ことジョナサン・ジョースター(松下優也さんと有澤樟太郎さんのWキャスト)。

 

ジョースター卿役の別所哲也(左)とジョナサン・ジョースター役の有澤樟太郎(右)

帝国劇場初登板の松下さん演じる“ジョジョ”は、はつらつとしていてまっすぐで、何不自由なく育った彼の誠実さを前面にアピール。

一方の有澤さん演じる“ジョジョ”は、184cmのダイナミックな肢体から繰り出される動作の一つ一つが原作から飛び出してきたようにコミカルで、クルクルと変わる表情がティーンエイジャーそのものといった感じ。

ジョナサン・ジョースター役の松下優也

そんな二人を、ジョースター卿に扮した別所さんが貴族の威厳と優雅さに満ちた佇まいで大きく包み込み、作品に重厚感を添えます。

“ジョジョ”の初恋の相手、エリナ・ペンドルトンに扮するのは清水美依紗さん。ミュージカル出演は3作目とまだキャリアは浅いものの、そうとは思えない堂々とした演技でヒロインの内に秘めた強さを表現。鈴が鳴るような高音での歌唱が、耳に清涼感をもたらします。