家治の見舞いに行った松島は、倫子との会話を聞いてしまったことを話す。動揺する家治は、その話は聞かなかったことにしてくれと松島に頼み込んだ。
一方、倫子のもとに松平定信(宮舘涼太)から贈り物が届く。中にはいつものように文が。その文には、江戸市中に家治そっくりな歌舞伎役者がいると書かれていた。
倫子は文の内容を家治に報告。しかし、家治は単なる偶然で、これ以上何かを知っても失望するだけだと取り合おうとしない。
すると、倫子はそんなに血筋が大事なのかと家治に問う。将軍としての誇りを持ってほしいと続ける倫子に家治も決意した。