若林が、妊娠中の妻や昇進を喜ぶ両親を悲しませたくない一心で、ためらいながらもセンター次長を引き受けた。安心し、笑顔になる海斗。その時、郁弥が海斗を呼び出す。

郁弥の挑発にも冷静に対処していた海斗だが、「保身のためなら陽月の心すら踏みにじるんですね」と言われ、途端に激昂。「俺はただ陽月を守りたいだけだ」と声を荒らげる海斗に、「そのために、木下紗耶さんを利用したということですか」と、郁弥はさらに追及を強める。

紗耶が医療ミス疑惑についての記事を書かないように、彼女の好意を利用したのかと聞かれた海斗は「そんなのお前もやってきたことだろ」「使えるものは使う」と反論。

その言葉を聞いた郁弥が扉を開けると…そこには怒りに満ちた紗耶の姿が。焦って弁明する海斗だが、紗耶は美咲の医療ミスのことも、それを隠ぺいしようとしたことも、全てを記事にすると言って部屋を出て行った。