一郎と井川による総裁選の最中、乾のもとに片桐から電話がかかってきた。片桐は、一郎がCIAから資金提供を受けた証拠をつかんだようだった。

その直後、片桐は車にひかれて死んでしまう。片桐の死は飲酒運転による事故として処理され、一郎の不正の証拠が入った片桐のカバンは何者かに持ち去られた。

乾は、片桐の遺産と懐中時計を受けとった。片桐の死後、乾は二十一世紀国家研究会の振込記録を見て、3000万円が別の口座に振り込まれていることを知る。それは片桐を殺した犯人への報奨金と思われた。乾は、この口座の通帳と印鑑を盗んだ。

総理となった一郎はニッポニアの構造改革を進めた。その影響で産廃ビジネスへの参入が増え、産業廃棄物処理施設の建設も増加。

弥生たちが暮らすクリスタルハウスの敷地は、産廃施設建設予定地に。ハウスの大人たちは反対運動を行い、ある女性議員に陳情。女性議員はクリスタルハウスの視察にやって来る。

視察の後、女性議員は秘書に「建設は決まっている」と言い、クリスタルハウスを救うつもりは最初からなかった様子。

その会話を弥生が聞いていた。女性議員は大きな赤いメノウの指輪をしていて…。

次期総理を選ぶ国自党総裁選でビッグサプライズ!?

夏目はニッポニアの政治を振り返り「今、この国は歪んでいる」とつぶやく。すると弥生は「ずっと歪んでいたんじゃないですか」と言いつつ「どっちでも構いませんけど」と吐き捨てる。

弥生に「政治は人を救える」と告げる夏目。彼は生活保護を受けながら勉強に励み、自分のような人間を救うために官僚を経て、政治家になっていた。

「私も、政治に救われました」と返す弥生。弥生の思いは、言葉と裏腹だった。産廃施設建設予定地となったクリスタルハウスは地上げ屋に荒らされ、弥生たちはまた行き場を失ったのだ。

政治に希望を抱く夏目と、政治に絶望する弥生。その溝は深くて…。

ある晩、士郎は帰宅した雅に「誰に総理大臣になってほしいか」と問いかけた。雅は「国民のための政治をする人に総理大臣になってほしい」と持論を語る。

すると士郎は、総理はかつがれる神輿であり「神輿は軽ければ軽いほどいい」と告げた。

国自党では、士郎が引導を渡して風祭の総裁選出馬見送りが決まる。

弥生と雅は議員会館で、元衆議院議員・樺島響子(余貴美子)と会う。

テレビを通じて弥生に官房機密費の存在を教えてくれた樺島と会えて感激する弥生だったが、樺島が大きな赤いメノウの指輪をしていることに気づき…。

秋。国自党の総裁選が行われた。次の総理大臣となる新総裁に選ばれたのは、玉矢吉実(香取慎吾)という人物で――。

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