『ザ・ノンフィクション』の“語り”に初挑戦した吉田さんにインタビュー。小堀さんを見守って特に印象に残った場面や、声の仕事における転機について聞きました。

吉田美月喜「調子に乗ってしまうところも、かわいらしい」

――ナレーション収録中は、小堀さんの面白さに思わず笑ってしまう場面もありましたが、特に印象的なシーンはありますか?

小堀さんが女性と出会うところは、印象に残っています。前編の女子プロゴルファーの方もですし、後編に登場する女性と出会ったときも、小堀さんは少年のような表情をしていて。うまくいきそうだと感じると少し調子に乗ってしまうところも、かわいらしいなと思います。

あとは、小堀さんのお母さまが登場するシーンも印象的です。お母さまは小堀さんのことが心から大好きで、本当に心配しているんだと感じましたし、家族の愛が感じられて素敵だなと思いました。

私も、母からするとまだまだ子どもみたいで、心配をかけないように、立派になった姿を見せなきゃと思いました。

――小堀さんの人生には思いがけないことが起きますが、吉田さん自身は、予想外の出来事や出会いはありますか?

声のお仕事で、運を感じたことがあります。劇場アニメ『ルックバック』(2024年)で、主人公の一人・京本の声を務めさせていただきましたが、それまでは声優のオーディションになかなか合格できなくて。諦めかけていたときに、『ルックバック』で初めて声のお仕事をいただきました。

決め手は、選考の方が、私の声に“陽”ではなく“陰”を感じたからだそう。確かにそれまでオーディションで挑戦した役は、かわいらしいヒロインや、明るい女の子が多かったんです。自分の声がずっとあまり好きではなかったので、『ルックバック』で初めて肯定できた気がしました。

――声の仕事への向き合い方は、変わりましたか?

はい。正直、自分の声を聞くのはまだ緊張しますし、少し恥ずかしさもあります。でも、『ルックバック』でみなさんが「良いね!」と言ってくれたからこそ、初めて自分の声を少し好きになれたので、今はこの声を使って、今回のようなナレーションなど何かできたら嬉しいなと思っています。

<YouTube「フジテレビドキュメンタリー」では、『ザ・ノンフィクション』の予告を配信中。8月9日(日)14時~「クズ芸人の生きる道 後編~58歳 コンビ解散と運命の恋~」予告>

無料配信スケジュール

過去の放送はTVerFODで、期間限定で無料配信中!

7月5日・12日放送「酒と涙と女たちの歌4〜塙山キャバレー 存続の危機〜」前後編(語り:岡崎紗絵さん):8月9日まで

7月19日・26日放送「就職先はさる軍団3~怒られない時代に芸を磨くということ~」前後編(語り:志田こはくさん):8月23日まで

8月2日・9日放送「クズ芸人の生きる道」前後編」(語り:吉田美月喜さん):放送直後〜9月6日まで