吉岡里帆さんが、『ザ・ノンフィクション「クズ芸人の生きる道~57歳 婚活始めます~」』(1月5日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。
2020年4月の放送に続く第2弾。「クズ芸人」と呼ばれ、所属事務所を“クビ”になった小堀敏夫さんが57歳で思い立った婚活…人生を変えたいと挑んだ婚活から思わぬ方向へ転がっていく、小堀さんの人生を追います。
収録後、吉岡さんにインタビュー。約5年ぶりに見る小堀さんの印象の変化や、思わず笑ってしまう映像の見どころ、仕事始めを迎える方々へのメッセージなどを聞きました。
次々とお見合いを成立させるも、人生の窮地に…
「婚活をしようと思うんだけど…」番組スタッフに連絡をしてきたのは、5年前に「クズ芸人」と呼ばれ、所属していたワハハ本舗を“クビ”になったお笑いコンビ「ガッポリ建設」の小堀敏夫さん(57歳)。
トレードマークはジャイアンツの帽子、家賃3万2000円の安アパートに暮らしながら“ギャラ飲み”と借金で、その日暮らしの日々。芸を磨く努力は皆無で、ネタ見せをサボり、パチスロに興じる小堀さんを、ワハハ本舗主宰の喰始(たべ・はじめ)さんは「クズ芸人」と呼びました。
あれから5年…57歳になった小堀さんは、相変わらず“ギャラ飲み”で生計を立てていました。お笑い芸人としての活動は、月に1回のお笑いライブだけ。父親を亡くし、母親も寝たきり状態、還暦が近づく中で老後が不安になり「結婚がしたい」と思い始めたといいます。
「お金持ちの女性と結婚して養ってもらいたい」という小堀さんは結婚相談所に入会を決め、婚活をスタート。婚活アドバイザーの手ほどきで身なりを整えた小堀さんは、次々とお見合いを成立させていくのですが…。
張り切ってお見合いの場に臨むものの、会話は、どこまで本当かも分からない小堀さんの話ばかり。「ガッポリ建設」の名を出せば、自身が「クズ芸人」であることがバレてしまいます。
結果、お見合いした女性たちからは「お断り」されることが続き、結婚相談所の会費も支払えなくなった小堀さんは、次第に人生の窮地に追い込まれていき…。